ASCII
ASCII関数では、関数に渡された文字列の最初の文字に対応するUNICODE数値を返します。
ASCIIにはどのようなサイズの文字列でも渡せますが、求められるのは文字列の最初の文字だけです。ASCIIに文字列値を渡す前に、UNICODE値に変換する特定の文字を取り出します。例えばRTRIMなどの文字列操作関数を使うことができます。数値を渡した場合、ASCIIはそれを文字列に変換して、その文字列の最初の文字のUNICODE値を返します。
注: この関数の動作は、CHRCODE関数と同じです。既存の式でASCIIを使用している場合でも正常に機能します。ただし、新しい式を作成する場合は、ASCII関数ではなくCHRCODE関数を使用します。
構文
ASCII ( string )
引数 | 必須/ オプション | 説明 |
---|
string | 必須 | 文字列。UNICODE値として返したい値を渡します。有効な式を必要に応じて入力できます。 |
戻り値
整数。文字列の最初の文字のUNICODE値。
関数にNULL値を渡した場合はNULLです。
例
次の式は、ITEMSカラムの各値の最初の文字に対応するUNICODE値を返します。
ASCII( ITEMS )
ITEMS | RETURN VALUE |
---|
Flashlight | 70 |
Compass | 67 |
Safety Knife | 83 |
Depth/Pressure Gauge | 68 |
Regulator System | 82 |