CHR
CHRは、この関数に渡す数値に対応するASCII文字を返します。ASCII値は0-255の範囲になります。CHRには任意の整数を渡せますが、印刷可能な文字はASCIIコード32-126だけです。
構文
CHR( numeric_value )
引数 | 必須/ オプション | 説明 |
---|
numeric_value | 必須 | 数値データ型。ASCII文字として返す値を渡します。有効な式を必要に応じて入力できます。 |
戻り値
ASCII文字。1文字を含む文字列。
関数にNULL値を渡した場合はNULLです。
例
次の式は、ITEM_IDカラムの各数値に対応するASCII文字を返します。
CHR( ITEM_ID )
ITEM_ID | RETURN VALUE |
---|
65 | A |
122 | z |
NULL | NULL |
88 | X |
100 | d |
71 | G |
CHR関数を使用して、一重引用符を文字列に連結することができます。一重引用符は、文字列リテラル内で使用できない唯一の文字です。次の例を検討します。
'Joan' || CHR(39) || 's car'
戻り値は次のとおりです。
Joan's car