IS_SPACES
文字列値がスペースだけで構成されているかどうかを返します。スペースとは、空白、改ページ、改行、復帰、タブ、または垂直タブです。
IS_SPACESは、空の文字列をFALSEと評価します。これは、空の文字列にはスペースが含まれないためです。空文字列かどうかをテストするには、LENGTHを使用します。
構文
IS_SPACES( value )
引数 | 必須/ オプション | 説明 |
---|
value | 必須 | 文字列データ型であること。評価したい行を渡します。有効な式を必要に応じて入力できます。 |
戻り値
行がスペースだけから構成されている場合は、TRUE(1)。
行にデータが含まれている場合は、FALSE(0)。
式の中の値がNULL値である場合は、NULL。
例
次の式は、ITEM_NAMEカラムを検査して、スペースだけから構成されている行を探します。
IS_SPACES( ITEM_NAME )
ITEM_NAME | RETURN VALUE |
---|
Flashlight | 0 (False) |
| 1 (True) |
Regulator system | 0 (False) |
NULL | NULL |
'' | 0 (FALSE) (Empty string does not contain spaces.) |
ヒント
IS_SPACESを使用して、ターゲットテーブル内の文字を取る列にスペースを書き込むことを回避します。例えば、ターゲットテーブル内の固定長CHAR(5)カラムに顧客名を書き込む場合、スペースの代わりに‘00000’を書き込む場合もあります。その場合、以下のような式を作成できます。
IIF( IS_SPACES( CUST_NAMES ), '00000', CUST_NAMES )