SETMAXVARIABLE
入出力パラメータの現在の値を、パラメータの現在の値と指定値のいずれか高い方に設定します。新しいカレント値を返します。
タスクセッションの終了時、データ統合は、最終的な現在の値を保存し、その値をジョブの詳細に書き込みます。この値がオーバーライドされない限り、次回のタスクセッションでは、保存された値がパラメータの初期値として使用されます。
文字列の入出力パラメータとともに使用した場合、SETMAXVARIABLEは、マッピングで選択したソート順で高い方の文字列を返します。
SETMAXVARIABLE関数は、パイプラインの各入出力パラメータでに対して一度しか使用できません。データ統合は、マッピングで入出力パラメータが検出されたときにそのパラメータを処理します。データ統合がマッピングで変数関数を検出する順序は、タスクセッションごとに異なります。このため、マッピングで同じ変数関数を複数回使用すると、結果が矛盾する場合があります。
SETMAXVARIABLEは、式トランスフォーメーションで使用できます。
構文
SETMAXVARIABLE( $$Variable, value )
引数 | 必須/ オプション | 説明 |
---|
$$Variable | 必須 | 設定する入出力パラメータの名前。Max集計型の入出力パラメータを使用します。 |
value | 必須 | データ統合が入出力パラメータの現在の値と比較する値。パラメータのデータ型と互換性のあるデータ型に評価する有効なトランスフォーメーション式を入力します。 |
戻り値
入出力パラメータのカレント値と指定値のいずれか高い方。戻り値は、パラメータの新しいカレント値です。
valueがNULLの場合、データ統合は現在の値である$$Variableを返します。