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TRUNC(Numbers)

数値が特定の桁数になるように切り詰めます。また、TRUNCを使って日付を切り詰めることもできます。

構文

TRUNC( numeric_value [, precision] )
引数
必須/
オプション
説明
numeric_value
必須
数値データ型。切り詰めを行いたい値を渡します。数値データ型に評価する有効な式を入力します。
precision
オプション
正または負の整数です。整数を求める有効な式を必要に応じて入力できます。この整数は、切り詰め後の桁数を指定します。
precisionが正の整数である場合、TRUNCはprecisionで指定された値を小数点以下の桁数としてnumeric_valueを返します。precisionが負の整数である場合、TRUNCは小数点の左側の指定された桁数をゼロに変更します。precision引数を省略すると、TRUNCはnumeric_valueの小数部分を切り捨てて、整数を返します。
10進数のprecision値が渡されると、データ統合は、numeric_valueを近似値の整数に丸めてから式を評価します。

戻り値

数値。
いずれかの引数がNULLである場合は、NULL。

以下の式は、PRICEカラム内の値の切り詰めを行います。
TRUNC( PRICE, 3 )
PRICE
RETURN VALUE
12.9995
12.999
-18.8652  
-18.865
56.9563
56.956
15.9928
15.992
NULL
NULL
TRUNC( PRICE, -1 )
PRICE
RETURN VALUE
12.99
10.0
-187.86  
-180.0
56.95
50.0
1235.99
1230.0
NULL
NULL
TRUNC( PRICE )
PRICE
RETURN VALUE
12.99
12.0
-18.99  
-18.0
56.95
56.0
15.99
15.0
NULL
NULL