データ型リファレンスの概要
マッピングまたはタスクを作成するときに、ソースからデータを読み取り、ターゲットに書き込むために、データ統合の一連の命令を作成します。データ統合は、データフローと各フィールドに割り当てられているデータ型に基づいて変換を行います。
データ統合は、次のタイプのデータ型を使用します。
- ネイティブデータ型
- ネイティブデータ型は、マッピングまたはタスクのソース、ターゲット、およびルックアップオブジェクトに固有です。マッピングでは、ソース、ターゲット、およびルックアップオブジェクトにネイティブデータ型が表示されます。
- トランスフォーメーションデータ型
- トランスフォーメーションデータ型は、マッピング内のすべてのトランスフォーメーションに表示される内部データ型です。これらはANSI SQL-92汎用データ型に基づいています。データ統合は、トランスフォーメーションのデータ型を使用して、プラットフォーム間のデータ移動を行います。
レプリケーションタスクなど、変換を行わずにデータを移動するタスクでは、データ統合は、ソースのネイティブデータ型をターゲット内の同等のネイティブデータ型に変換します。マッピングおよびマッピングタスクでは、データ統合は、データの変換を開始する前に、ソースのネイティブデータ型を同等のトランスフォーメーションデータ型に変換します。データ統合は、ターゲットへの書き込み時に、トランスフォーメーションデータ型を同等のネイティブデータ型に変換します。
マルチバイト文字セットを指定した場合、データ型は3バイトまで文字を格納する追加スペースをデータベース内に割り当てます。