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ステップからタスクフローインスタンスを実行

[マイジョブ]ページの特定のステップから、タスクフローインスタンスを実行できます。
タスクフローが次の条件を満たしている場合に、ステップからタスクフローインスタンスを実行できます。
タスクフローインスタンスは、開始ステップ、終了ステップ、スローステップ、ジャンプステップ以外の任意のステップから実行できます。
特定のステップからタスクフローインスタンスを実行するときに、後続のステップが以前に実行されたステップからの入力を使用する場合、値はNULLになります。この問題を回避するには、ステップからタスクフローインスタンスを実行する前に、入力変数と一時変数を更新します。変数の更新の詳細については、ステップからタスクフローインスタンスを実行するための変数の更新を参照してください。
ステップからタスクフローインスタンスを実行するには、[マイジョブ]ページを開いてから、タスクフローインスタンスをクリックします。ジョブの詳細ページで、タスクフローを実行するステップを選択し、[選択したステップから実行]アイコンをクリックします。
次の図に、選択したデータタスクステップからタスクフローインスタンスを実行するための[選択したステップから実行]アイコンを示します。
この図は、選択したデータタスクステップからタスクフローインスタンスを実行するための[選択したステップから実行]アイコンを示しています。
注: 特定のステップからタスクフローを実行すると、タスクフローのステータスが変化する場合があります。タスクフローが別のタスクフローで使用されている場合、親タスクフローは更新されたタスクフローのステータスの影響を受けません。正常に実行されたステップからタスクフローを実行できます。データタスクステップ、取り込みタスクステップ、コマンドタスクステップなどの失敗したタスクからタスクフローを実行することもできますが、そのタスクのエラー処理をエラー時に無視するように設定されている場合に限ります。

ステップからタスクフローインスタンスを実行するための変数の更新

[変数]タブを使用して、入力変数と一時変数またはフィールド、およびそれらに関連付けられた値を更新し、特定のステップから複雑なタスクフローインスタンスを実行します。
[変数]タブには、タスクフローの開始ステップで設定されたすべての入力変数とフィールドが含まれています。また、タスクフローの実行に使用されたデータタスクステップ、取り込みタスクステップ、コマンドタスクステップなどのタスクを含む一時変数とフィールドも含まれます。
入力変数と一時変数または入力フィールドと一時フィールド、およびそれらに関連付けられた値を更新するには、モニタの[マイジョブ]ページを開き、タスクフローインスタンスをクリックします。ジョブの詳細ページで、入力変数または一時変数の横にある[編集]アイコンをクリックします。タスクフローで渡された値に基づいて、変数はJSONまたはXML形式で[変数入力][変数一時]ダイアログボックスにそれぞれ表示されます。変数を更新し、[更新]をクリックします。
一度も実行されていないタスクを実行することはできません。例えば、次の図に示すように、データタスク1ステップからタスクフローインスタンスを実行することはできません。
この図は、実行されていないデータタスク1ステップを示しています。
この場合、ディシジョン1ステップで使用される変数値を更新し、その後でディシジョン1ステップから再度実行する必要があります。
次の図は、ディシジョン1ステップから実行された後のタスクフローインスタンスを示しています。
この図は、ディシジョン1ステップから実行された後のタスクフローインスタンスを示しています。
入力フィールドと一時フィールドの詳細については、タスクフローのドキュメントを参照してください。