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ソース管理

Informatica Intelligent Cloud ServicesでGitHub、Azure DevOps、またはBitbucket Gitソース管理リポジトリを使用することにより、プロジェクト、フォルダ、アセットなどのInformatica Intelligent Cloud Servicesオブジェクトに加えた変更を管理および追跡できます。
ソース管理を使用すると、[エクスプローラ]ページに表示されるInformatica Intelligent Cloud Servicesオブジェクトのバージョン管理を実現できます(データ統合バンドルを除く)。ランタイム環境や接続など、[エクスプローラ]ページに表示されないオブジェクトに対してソース管理を適用することはできません。ソース管理リポジトリ構造は、組織内の構造をミラーリングしており、[エクスプローラ]が最上位ディレクトリです。
ユーザーがソース管理対象オブジェクトでアクションを実行するたびに、Informatica Intelligent Cloud Servicesはアクションのログを記録します。ソース管理ログは、モニタサービスで表示できます。詳細については、Monitorヘルプにある、ソース管理ログの監視に関する説明を参照してください。
ソース管理を使用するには、次の前提条件を満たす必要があります。
Gitソース管理リポジトリとInformatica Intelligent Cloud Servicesとの間の接続を構成する方法については、Administratorのヘルプを参照してください。
注: Informatica Intelligent Cloud Servicesでソース管理リポジトリを使用する場合は、プロジェクトやフォルダなどのコンテナに含めるオブジェクトは1000個以内にすることをお勧めします。

ソース管理のアクション

プロジェクト、フォルダ、アセットなどのソース管理オブジェクトに対しては、次のアクションを実行できます。
オブジェクトをプルする。
オブジェクトをプルして、組織に追加するか、ソース管理リポジトリにあるバージョンでプロジェクトを更新します。
オブジェクトをチェックアウトする。
処理するオブジェクトをチェックアウトします。オブジェクトをチェックアウトすると、そのオブジェクトはロックされるため、他のユーザーはそのオブジェクトを変更できません。
オブジェクトをチェックインする。
オブジェクトをチェックインして、オブジェクトをソース管理リポジトリに追加するか、オブジェクトの最新バージョンでソース管理リポジトリを更新します。オブジェクトをチェックインすると、ロックは解除されます。
オブジェクトを削除する。
組織とソース管理リポジトリからオブジェクトを削除します。オブジェクトを削除するには、事前にオブジェクトをチェックアウトしておく必要があります。
オブジェクトのバージョンをリストアする。
オブジェクトを以前のバージョンにリストアします。
チェックアウトを取り消します。
オブジェクトに対して加えた変更を保存しない場合は、チェックアウトを取り消します。チェックアウトを取り消すと、オブジェクトは最後のソース管理バージョンに戻ります。
オブジェクトをリンク解除する。
組織内のオブジェクトをソース管理リポジトリ内のオブジェクトと同期する必要がなくなった場合は、オブジェクトをリンク解除します。
注: ソース管理リポジトリを更新する権限がない組織もあります。所属する組織がリポジトリを更新できない場合は、プルアクションを実行して、指定したバージョンのInformatica Intelligent Cloud Servicesオブジェクトを取得します。ただし、チェックアウトやチェックインなどの他のソース管理アクションをオブジェクトに対して実行することはできません。
オブジェクトをチェックアウト、プル、またはリンク解除したり、チェックアウトを取り消すには、そのオブジェクトに対する更新権限が必要です。

ソース管理とGitリポジトリ

主にGitソース管理リポジトリを直接操作している場合、ソース管理をInformatica Intelligent Cloud Servicesで使用するときとGitで直接操作するときで若干の違いがあることに気付くはずです。
次のような違いがあります。

リポジトリアクセスの設定

ソース管理されているオブジェクトを操作するには、Informatica Intelligent Cloud Servicesでリポジトリ資格情報を指定します。
資格情報には、使用するリポジトリサービスに応じて、個人用アクセストークンまたはアプリパスワードを含めることができます。
管理者が組織のリポジトリをOAuthアクセス用に設定している場合は、個人用アクセストークンまたはアプリパスワードを提供する代わりにOAuthアクセスを有効にすることができます。
個人用アクセストークンとアプリパスワードは、プライベートリポジトリを完全に制御できるように設定する必要があります。個人用アクセストークンの生成については、GitHubまたはAzure DevOps Gitのヘルプを参照してください。アプリパスワードの生成については、Bitbucketのヘルプを参照してください。
リポジトリへのアクセスを設定するには、次の手順を実行します。
    1ツールバーの[ユーザー]アイコンをクリックし、[設定]を選択します。
    2[ソースコード管理資格情報]セクションで、次のいずれかのタスクを実行します。
    3[保存]をクリックします。

プロジェクトレベルのリポジトリ

カスタムリポジトリソース管理設定特権を持つロールが割り当てられている場合は、組織用に設定されたグローバルソース管理リポジトリを使用する代わりに、プロジェクトレベルで使用するソース管理リポジトリを指定できます。
デフォルトでは、プロジェクトまたはフォルダに対してソース管理アクションを実行すると、そのアクションは組織の管理者によって設定されたグローバルソース管理リポジトリを使用します。組織の管理者がプロジェクトレベルのリポジトリを有効にしている場合、プロジェクトをグローバルリポジトリ以外のリポジトリにリンクできます。
プロジェクトレベルのリポジトリを使用する場合は、[参照]ページに必ず[リポジトリURL]カラムと[リポジトリブランチ]カラムを追加してください。
注: プロジェクトをカスタムリポジトリにリンクする前に、プロジェクトにアクセスする必要がある他のユーザーがそのリポジトリにアクセスできることを確認してください。

ソース管理リポジトリへのプロジェクトのリンク

グローバルリポジトリ以外のソース管理リポジトリにプロジェクトをリンクできます。
    1[参照]ページのプロジェクトを含む行で、[アクション]をクリックし、[ソース管理プロパティ]を選択します。
    2使用するGitリポジトリのURLとブランチ名を入力し、[保存]をクリックします。
    3もう一度[保存]をクリックして、グローバルリポジトリ以外のリポジトリを使用することを確認します。
    [保存]をクリックすると、リポジトリへのアクセス権を持つユーザのみがプロジェクトをチェックアウトしてコミットできます。

ソース管理のプル

オブジェクトをプルして、組織に追加するか、ソース管理リポジトリにあるバージョンで組織内のオブジェクトのバージョンを置き換えます。別のユーザーがチェックアウトしていないプロジェクト、フォルダ、または個々のオブジェクトをプルできます。
プルを実行する前に、プルを行った場合の結果を確認することができます。アクションをキャンセルしたり、プル操作から除外するオブジェクトを選択することもできます。
次の図は、[ステータス]カラムに可能性がある結果を表示したプレビューページを示しています。
プレビューページに、フォルダといくつかのアセットがプルに含まれることが表示されます。フォルダのステータスは[既存のオブジェクトを再利用]です。すでに同名のフォルダが存在する場合は、そのフォルダが再利用されます。アセットのステータスは[既存のオブジェクトを上書き]です。アセットが組織にすでに存在する場合、プルは選択したGitバージョンを使用してそのアセットを上書きします。
プルをテストして、エラーが発生していないかどうかを確認することもできます。エラーが表示された場合は、オブジェクトをプル対象から除外したり、ページを閉じてプルをキャンセルできます。
依存オブジェクトはプル操作の対象になりません。たとえば、データ統合で、保存済みクエリを使用するマッピングをプルした場合、保存済みクエリはプルに含まれません。
組織内のプル対象オブジェクトの状態は、プルを行っても変更されません。例えば、プルされる前にチェックアウトされていたオブジェクトは、プル操作の後もチェックアウト状態のままです。
以下の規則とガイドラインに従う必要があります。

プロジェクトとフォルダのプル

プロジェクトまたはフォルダ内のすべてのオブジェクトをプルすることも、特定のコミットハッシュで変更されたオブジェクトのみをプルすることもできます。
プルするオブジェクトのバージョンを指定します。選択できるオブジェクトのバージョンは、Informatica Intelligent Cloud Servicesでのオブジェクトの現在の場所に基づいています。たとえば、m_customersオブジェクトのバージョン5をチェックアウトして、NewCustomersというプロジェクトに移動するとします。オブジェクトをプルすると、使用可能なバージョンには、以前の場所からのオブジェクトのバージョンが含まれません。
プロジェクトまたはフォルダをプルする場合、そのプルは、ソース管理されていないプロジェクトまたはフォルダ内のオブジェクトには影響しません。
プルにより、組織内のプロジェクトまたはフォルダが更新され、リポジトリ内のプロジェクトまたはフォルダの選択したバージョンと同一になります。たとえば、プロジェクトの以前のバージョンをプルする際、組織内のそのプロジェクトに後のバージョンで追加されたオブジェクトが含まれている場合、プルによってそのオブジェクトは削除されます。

オブジェクトのプル

プルアクションを使用して、組織をソース管理リポジトリのオブジェクトで更新します。単一のアセット、プロジェクト、またはフォルダをプルできます。プロジェクトまたはフォルダをプルする場合、プルに含めたくないプロジェクトまたはフォルダ内のアセットを除外できます。
    1グローバルリポジトリからプロジェクトをプルするには、[グローバルGitからプル]をクリックします。プルするオブジェクトを含むプロジェクトを選択し、[次へ]をクリックします。
    2プロジェクトレベルで設定されているリポジトリまたはブランチからプロジェクトをプルするには、[参照]ページで、アセットまたはフォルダを選択します。[アクション]をクリックし、[プル]を選択します。
    注: 一度に複数のプロジェクトをプルすることはできません。
    3単一のアセットまたはフォルダをプルするには、[参照]ページで、対象のアセットまたはフォルダを選択します。[アクション]をクリックし、[プル]を選択します。
    4プロジェクトまたはフォルダに対して、使用するプル方法を選択し、[次へ]をクリックします。以下のいずれかの方式を使用できます。
    5プルするGitハッシュを選択し、[次へ]をクリックします。
    6アセットのリストを確認します。プルに含めたくないアセットのチェックボックスをオフにすることができます。デフォルトでは、すべてのアセットが選択されています。
    7各アセットの[ステータス]カラムのアクションを確認します。これらのアクションは、プルアクションの実行時に発生します。
    8必要に応じて、[テスト]をクリックし、プルアクションの結果としてエラーが発生するかどうかを確認します。
    9[プル]をクリックします。
    プルアクションにより、このアクションの詳細を示すログが生成されます。ログは、[監視]の[ソース管理ログ]ページで確認できます。

コミットタグ

アセットをソース管理リポジトリにチェックインするときに、コミットタグを含めることができます。タグは、Gitリポジトリに注釈付きタグとして表示されます。
コミットタグを含めて、デプロイの準備ができているチェックイン内の資産をマークすることができます。コミットタグを追加すると、そのタグはコミット内の各アセットに適用されます。コミットごとに1つのタグを追加でき、タグは一意である必要があります。
アセットをプルすると、Informatica Intelligent Cloud Services[プル]ページの[タグ]カラムにコミットタグが表示されます。
注: リポジトリにあるコミットタグの数によっては、プル操作に時間がかかる場合があります。

オブジェクトのチェックアウトおよびチェックイン

オブジェクトをチェックアウトして、変更を加えることができます。ソース管理リポジトリに変更を適用して更新する場合は、オブジェクトをチェックインします。オブジェクトをチェックインすることで、それらをソース管理リポジトリに追加することもできます。
オブジェクトをチェックアウトすると、そのオブジェクトはロックされるため、他のユーザーはそのオブジェクトを変更できません。オブジェクトをチェックインする際、オブジェクトの新しいバージョンがソース管理リポジトリに作成されます。
ソース管理されていないフォルダまたはプロジェクトにあるオブジェクトをチェックインすると、そのフォルダまたはプロジェクトはソース管理されます。アセットは、プロジェクトやフォルダなどのコンテナに含まれているのでないかぎり、ソース管理リポジトリには配置できません。
ソース管理を使用している組織にアセットをインポートする場合は、上書きできるようにアセットをチェックアウトする必要があります。
注: チェックインのサイズは50MBを超えることはできません。

オブジェクトのチェックアウト

オブジェクトをチェックアウトすると、そのオブジェクトはロックされるため、変更を加えている間は他のユーザーによる更新は行えません。
チェックアウトは、個々のオブジェクトや複数のオブジェクトに対して行うことができるほか、プロジェクトまたはフォルダをチェックアウトして、それらのプロジェクトやフォルダに含まれるすべてのオブジェクトをチェックアウトすることもできます。
オブジェクトをチェックアウトする前に、プルを実行して、オブジェクトの最新バージョンを更新するようにします。プルアクションの詳細については、ソース管理のプルを参照してください。
    1[エクスプローラ]ページで、チェックアウトするオブジェクトに移動します。
    2オブジェクトが含まれている行で、[アクション]をクリックし、[チェックアウト]を選択します。
    3チェックアウトに複数のオブジェクトが含まれる場合は、プレビューページの[ステータス]カラムで結果を確認します。オブジェクトを除外する場合は、そのオブジェクトの名前の横にあるチェックボックスをオフにします。
    4[チェックアウト]をクリックします。

オブジェクトのチェックイン

オブジェクトをチェックインして、オブジェクトをソース管理リポジトリに追加したり、組織内のオブジェクトの最新バージョンでソース管理リポジトリを更新できます。
オブジェクトに何も変更が加えられなかった場合、チェックインはソース管理履歴に反映されず、オブジェクトの新しいバージョンもソース管理リポジトリに作成されません。
注: チェックインのサイズは50MBを超えることはできません。
    1[エクスプローラ]ページで、チェックインするオブジェクトに移動します。
    2オブジェクトが含まれている行で、[アクション]をクリックし、[チェックイン]を選択します。
    3チェックインに複数のオブジェクトが含まれる場合は、プレビューページの[ステータス]カラムで結果を確認します。オブジェクトを除外する場合は、そのオブジェクトの名前の横にあるチェックボックスをオフにします。アクションをキャンセルする場合は、ページを閉じます。
    4概要を追加し、必要に応じて説明とコミットタグを追加します。
    サマリは必須で、最大255文字まで入力できます。
    5[OK]をクリックします。

オブジェクトの削除

ソース管理オブジェクトを削除するには、そのオブジェクトを組織とソース管理リポジトリから削除します。
オブジェクトは、先にチェックアウトしないと削除できません。
他のユーザーがチェックアウトしたオブジェクトを削除したり、プロジェクトやフォルダを再帰的に削除することはできません。
    1[エクスプローラ]ページで、削除するオブジェクトに移動します。
    2オブジェクトが含まれている行で、[アクション]をクリックし、[削除]を選択します。
    3組織からのアセットの削除を承諾するには、[削除]をクリックします。
    4削除アクションの理由を記したサマリを追加します。オプションで説明も追加します。
    サマリは必須で、最大255文字まで入力できます。
    5オブジェクトをリポジトリから削除し、削除アクションを完了するには、[OK]をクリックします。

以前のバージョンに戻す

オブジェクトに対して加えた変更を破棄する場合は、以前のバージョンに戻すことができます。
以前のバージョンに戻すには、プルアクションを実行し、組織で復元するバージョンを選択します。
プロジェクトまたはフォルダのバージョンを取り消す際、Informatica Intelligent Cloud Services内のプロジェクトまたはフォルダにリポジトリのプロジェクトまたはフォルダにないオブジェクトが含まれている場合、それらがソース管理されている追加オブジェクトの場合はプルアクションで削除されます。オブジェクトがソース管理されていない場合、このアクションで追加オブジェクトは削除されません。
プルアクションの詳細については、ソース管理のプルを参照してください。

チェックアウトの取り消し

チェックアウトを取り消すと、オブジェクトは最後にプルされたバージョンに戻ります。オブジェクトのバージョン履歴には、チェックアウトやチェックアウトアクションを取り消した記録は残りません。チェックアウトの取り消しによってロックが解除されるため、オブジェクトはチェックアウトできる状態になります。
1回のチェックアウトアクションで、個々のオブジェクト、複数のオブジェクト、またはプロジェクトやフォルダのチェックアウトを取り消すことができます。
チェックアウトしたオブジェクトのチェックアウトは取り消すことができます。管理者ロールがあるか、ユーザーロールに管理者サービスのチェックアウトの強制取り消し機能の権限がある場合を除き、別のユーザーがチェックアウトしたオブジェクトのチェックアウトを取り消すことはできません。
プロジェクトまたはフォルダのチェックアウトを取り消す場合、プロジェクトまたはフォルダ内のどのオブジェクトを含めるか除外するかを選択できます。デフォルトでは、すべてのオブジェクトが含まれています。
注: チェックアウト後にオブジェクトが移動されるか名前が変更された場合、チェックアウトを取り消すと、オブジェクトの名前と場所がチェックアウト前の名前と場所にリストアされます。
    1[エクスプローラ]ページで、オブジェクトに移動します。
    2オブジェクトが含まれている行で、[アクション]をクリックし、[チェックアウトの取り消し]を選択します。
    3チェックアウトの取り消しにプロジェクトまたはフォルダが含まれている場合は、プレビューページで、プロジェクトまたはフォルダ内のオブジェクトを選択して、チェックアウトの取り消しアクションから除外します。

オブジェクトのリンク解除

オブジェクトをリンク解除してソース管理の対象から外すことができます。
オブジェクトをリンク解除しても、ソース管理リポジトリや組織からオブジェクトは削除されませんが、組織内のオブジェクトに加えた変更をリポジトリに反映して更新することはできなくなります。後でオブジェクトを再びリンクする場合は、そのオブジェクトをチェックインしてリンクを再作成します。オブジェクトの名前またはパスが変更されていない場合、チェックインしたオブジェクトは、ソース管理リポジトリ内で新しいバージョンのオブジェクトになります。
オブジェクトは、チェックインしないとリンク解除できません。管理者ロールがあるか、ユーザーロールにAdministratorサービスのチェックアウトの強制取り消し機能の権限がある場合は、別のユーザーがチェックアウトしたオブジェクトのリンクを解除できます。
ソース管理オブジェクトを含むプロジェクトまたはフォルダをリンク解除することはできません。プロジェクトまたはフォルダをリンク解除するには、プロジェクトまたはフォルダに含まれる各オブジェクトを先にリンク解除する必要があります。
    1[エクスプローラ]ページで、リンク解除するオブジェクトに移動します。
    2オブジェクトが含まれている行で、[アクション]をクリックし、[リンク解除]を選択します。

複数のオブジェクトの操作

複数のオブジェクトを選択して、チェックイン、チェックアウト、チェックアウトの取り消し、またはリンク解除を行うことができます。
選択したオブジェクトの合計サイズは50MBを超えることはできません。
プロジェクトまたはフォルダを選択するか、プロジェクトまたはフォルダ内の複数のオブジェクトを選択できます。ソース管理アクションにプロジェクト、フォルダ、または複数のオブジェクトを含めると、アクションを続行した場合の予想される結果を示すプレビューページが表示されます。プレビューページにリストされたオブジェクトがソース管理されていない場合、そのオブジェクトは無視されます。オブジェクトが他のユーザーによってチェックアウトされている場合、またはオブジェクトを更新する権限がない場合、プレビューページのステータスは、アクションが失敗することを示します。続行する前に、オブジェクトの削除を選択できます。
例えば、デフォルトプロジェクトでは、EastDistフォルダとDistMappingアセットを選択してチェックアウトします。プレビューページには、DistMappingアセット、EastDistフォルダ、およびEastDistフォルダ内のすべてのオブジェクトが含まれています。East_STアセットをチェックアウトしないため、チェックアウトアクションを続行する前にチェックボックスをオフにします。次の図は、プレビューページを示しています。
チェックアウトのプレビューページには、EastDistフォルダと、EastDistフォルダに含まれるアセット、およびDefaultフォルダにあるDistMappingアセットが表示されています。East_STアセットを除くすべてのオブジェクトが選択されています。[ステータス]カラムは、各オブジェクトのチェックアウトが成功することを示しています。
プルに複数のオブジェクトを選択すると、プレビューページにリポジトリ内のすべてのバージョンが一覧表示されます。
注: 1つのトランザクションで複数のオブジェクトを削除することはできません。

[エクスプローラ]ページのソース管理カラムの表示

組織にソース管理されているオブジェクトがある場合は、[エクスプローラ]ページに、オブジェクトがチェックイン、チェックアウト、ソース管理対象外のどの状態になっているかを示す追加のカラムが表示されます。
次の図の青と赤のアイコンは、Mapping24オブジェクトがチェックアウトされていることを示しています。
[参照]ページには、3つのアセットがあります。青と赤のアイコンは、最初のアセットがチェックアウトされていることを示しています。緑色のアイコンは、2番目と3番目のアセットがチェックインされていることを示します。
ソース管理のカラムを追加で使用できますが、デフォルトでは表示されません。ソース管理に関連するすべてのカラムを表示するように[エクスプローラ]ページをカスタマイズすることもできます。これにより、ソース管理オブジェクトを簡単に識別できるうえ、カラムを使用してページ上のソース管理オブジェクトをフィルタまたはソートできます。
次のソース管理関連のカラムを[エクスプローラ]ページに追加できます。
これらのカラムを表示するには、次の図に示すように、カラムの見出しを右クリックし、追加するカラムを選択します。
[エクスプローラ]ページにカラムの一覧が表示され、現在[エクスプローラ]ページに表示されている各カラムにチェックマークが付きます。

ソース管理のベストプラクティス

ソース管理を効率的に使用するには、ベストプラクティスとして次のガイドラインを使用してください。
アセットを開発し操作するときは、次のガイドラインに従います。
依存関係の管理に関するガイドライン
依存関係を持つアセットを管理するには、次のガイドラインに従います。
アセットのチェックインおよびチェックアウトに関するガイドライン
アセットをチェックインおよびチェックアウトするときは、次のガイドラインに従います。