ラベラーアセットとマッピング
作成したラベラーアセットは、データ統合でユーザーがマッピングを作成すると表示されます。ラベラーアセットの作成者またはその他のユーザーは、ラベラートランスフォーメーションをマッピングに追加し、ラベラーアセットをトランスフォーメーションに追加します。ラベラートランスフォーメーションは、マッピングで識別されるデータソースにアセットのロジックを適用します。
ラベラートランスフォーメーションは、マップレットトランスフォーメーションと同様の方法で動作します。データ統合のユーザーは、マップレットが他のマッピングオブジェクトに接続する方法と同様の方法で、トランスフォーメーションの入力と出力をマッピング内の他のオブジェクトに接続します。データ統合のユーザーがマッピングを実行すると、ラベラートランスフォーメーションではラベラーアセットロジックが入力フィールドに適用され、ダウンストリームオブジェクトの出力データが生成されます。
アセットロジックは、アセットの1つ以上のステップで定義したラベル適用条件で構成されます。トランスフォーメーションは、アセットロジックを単一の入力フィールドに適用します。
トークンラベル適用の出力フィールド
マッピングを実行すると、ラベラートランスフォーメーションによってトークンラベル適用の次の出力フィールドが作成されます。
- LabeledOutput
- アセットステップのロジックと一致する値が、ステップで指定したラベルに置き換えられた入力フィールドデータのコピー。
- TokenizedData
- 入力フィールドデータのコピー。アセットにディクショナリステップが含まれている場合は、必要に応じて、ディクショナリ値と一致するすべての値をディクショナリの対応する有効な値に置き換えるようにステップを設定できます。
ラベラーアセットの実行時のパフォーマンスをData Qualityでテストできます。アセットによって、テストの結果がLabeledOutputフィールドとTokenizedDataフィールドに書き込まれます。
文字ラベル適用の出力フィールド
マッピングを実行すると、ラベラートランスフォーメーションによって文字ラベル適用の次の出力フィールドが作成されます。
- LabeledOutput
アセットステップのロジックと一致する文字が、ステップで指定したラベルに置き換えられた入力フィールドデータのコピー。
オプションで、指定した入力用語を無視するようにステップを設定できます。
アセットにディクショナリステップが含まれている場合は、オプションで、シーケンスの後続のステップをオーバーライドするようにステップを設定できます。
- Input
入力データが含まれます。
ラベラーアセットの実行時のパフォーマンスをData Qualityでテストできます。アセットによって、テストの結果がLabeledOutputフィールドに書き込まれます。