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アセットの移行

組織間でCloud Integration Hubアセットを移行できます。アセットには、アプリケーション、トピック、パブリケーション、サブスクリプション、監視ルールが含まれます。
アセットを移行するプロセスは、ソース組織とターゲット組織が同じPoD(Point of Delivery)上にあるかどうかによって異なります。
移行プロセスを開始する前に、次の考慮事項に注意してください。

依存アセット

アプリケーション、パブリケーション、サブスクリプションをエクスポート、インポート、または移行する場合、Cloud Integration Hubは依存Cloud Integration Hubアセットもエクスポート、インポート、移行します。
依存アセットには、アプリケーション、トピック、パブリケーション、サブスクリプションが含まれます。
Cloud Integration Hubは、ユーザーが他のInformatica Intelligent Cloud Servicesで作成したアセットや、ユーザーが後でCloud Integration Hubアセットと関連付けたアセットは、エクスポート、インポート、移行しません。例えば、Cloud Integration Hubデータ統合マッピングやタスクをエクスポート、インポート、移行しません。アセット依存関係の詳細については、「アセット依存関係」を参照してください。

アセットのエクスポート

Cloud Integration Hubアセットを組織からエクスポートファイルにエクスポートします。エクスポート対象に選択するアセットは1つでも複数でもよく、また組織内のすべてのアセットをエクスポートすることもできます。それから、そのアセットを別の組織にインポートします。
    1ホームページの右上隅の[移行]リンクをクリックします。
    2[エクスポート]タブで、[エンティティの選択]をクリックします。
    [エンティティの選択]ページが表示されます。
    3[エンティティタイプ]リストで、エクスポートするアセットのタイプを選択します。すべてのアセットタイプをエクスポートするには、[すべて]を選択します。
    選択したタイプのアセットが[利用可能なエンティティ]リストに表示されます。
    4[利用可能なエンティティ]リストで、エクスポートするアセットを選択し、[追加]をクリックします。すべてのアセットを選択するには、[すべて追加]をクリックします。
    エクスポートするアセットが[選択したエンティティ]リストに表示されます。
    5[エンティティの選択]ページで、[OK]をクリックします。
    エクスポートするアセットが[エクスポート]タブに表示されます。競合がある場合は、関連するアセットの横に競合の解決方法が表示されます。
    注: 依存Cloud Integration Hubアセットは、親アセットを削除せずに[エクスポート]リストから削除することはできません。
    6[エクスポート]をクリックします。
    7[名前を付けて保存]ダイアログボックスで、アセットのエクスポート先のファイルの場所と名前を指定し、[保存]をクリックします。
    Cloud Integration Hubはアセットとその依存Cloud Integration Hubアセットをエクスポートファイルにエクスポートします。
    注: 通知URLに基本認証を使用するサブスクリプションをエクスポートした場合、エクスポートされたエンティティアクションにはパスワードは含まれません。

アセットのインポート

Cloud Integration Hubエクスポートファイルから、組織にCloud Integration Hubアセットをインポートします。
    1ホームページ右上隅の[インポート]リンクをクリックし、[インポート]タブを選択します。
    2[競合の解決ルール]領域で、インポート対象として選択したアセットが組織に存在する場合に実行するアクションを選択します。各アセットタイプに対して次のいずれかの解決方法を選択します。
    3[エンティティの選択]ページで、[OK]をクリックします。
    インポートするアセットが[インポート]タブに表示されます。競合がある場合は、関連するアセットの横に競合の解決方法が表示されます。
    4[インポート]をクリックし、[開く]ダイアログボックスでエクスポートファイルを選択して、[開く]をクリックします。
    Cloud Integration Hubは選択されたアセットとその依存Cloud Integration Hubアセットを組織にインポートします。選択されたアセットが組織に存在する場合、Cloud Integration Hubが実行するアクションは、アセットタイプに対して定義した競合の解決方法によって異なります。インポート結果と競合が[インポート]タブに表示されます。
    注: 基本認証されたサブスクリプションをインポートした場合、サブスクリプションのパスワードは自動的にインポートされないため、手動で更新する必要があります。

組織間のアセットの移行

同じPoD(Point of Delivery)上にある組織間でアセットを移行します。移行対象に選択するアセットは1つでも複数でもよく、また組織内のすべてのアセットを選択して移行することもできます。
移行プロセスを開始する前に、以下の条件が満たされていることを確認します。
    1ホームページ右上隅の[移行]リンクをクリックし、[組織間のアセットの移行]タブを選択します。
    2[ソース組織]領域で、[ログイン]をクリックし、移行するアセットを含むInformatica Intelligent Cloud Servicesの組織にログインします。
    3[競合の解決ルール]領域で、移行対象として選択したアセットがターゲット組織に存在する場合に実行するアクションを選択します。各アセットタイプに対して次のいずれかの解決方法を選択します。
    4[移行するエンティティ]領域で、[選択]をクリックします。
    [エンティティの選択]ページが表示されます。
    5[エンティティタイプ]リストから、移行するアセットのタイプを選択します。すべてのアセットタイプを移行する場合は[すべて]を選択します。
    選択したタイプのアセットが、[利用可能なエンティティ]リストに表示されます。
    6[利用可能なエンティティ]リストで、移行するアセットを選択し、[追加]をクリックします。すべてのアセットを選択するには、[すべて追加]をクリックします。
    移行するアセットが[選択したエンティティ]リストに表示されます。
    7[エンティティの選択]ページで、[OK]をクリックします。
    移行するアセットが[場所のレビュー]領域に表示されます。
    8[場所のレビュー]領域で、アセットの移行先となるそれぞれの[ターゲットプロジェクト]リストからターゲットフォルダを選択します。ソースフォルダに対応するフォルダがターゲットプロジェクトに含まれている場合、Cloud Integration Hubはアセットをターゲットフォルダに移行します。ソースフォルダに対応するフォルダがターゲットプロジェクトに含まれていない場合、Cloud Integration Hubはターゲットフォルダを作成し、そこにアセットを移行します。
    9[移行]をクリックします。
    Cloud Integration Hubは選択されたアセットとその依存Cloud Integration Hubアセットをターゲット組織に移行します。選択されたアセットがターゲット組織に存在する場合、Cloud Integration Hubが実行するアクションは、アセットタイプに対して定義した競合の解決方法によって異なります。移行の競合と結果が[組織間のアセットの移行]タブに表示されます。

移行のエラー処理

トピックをインポートまたは移行するときに、Cloud Integration Hubは、パブリケーションリポジトリにトピック構造を作成します。
Cloud Integration Hubが構造を作成または更新する際に問題が発生した場合、トピックの状態が無効になる可能性があります。トピックを有効にするには、次のいずれかのアクションを実行します。