イベントモニタ
イベントモニタを作成すると、イベントステータスに基づいてパブリケーションおよびサブスクリプションを追跡し、イベントが定義したステータスになったときにアクションを実行できます。
監視ルールを作成することによって、監視するエンティティ、アクションを実行するイベントステータス、イベントが定義したステータスになった場合にCloud Integration Hubが実行するアクションを定義します。
パブリケーションおよびサブスクリプションイベントを監視するルールを作成し、定義されたステータスのイベントに対してアクションを実行できます。例えば、次のタスクを実行するルールを作成できます。
- •ステータスがエラーのイベントが含まれるパブリケーションを無効にする。
- •サブスクリプションイベントのステータスが「エラー」の場合に、電子メールをCloud Integration Hub管理者宛てに送信する。
監視ルール
監視ルールは、監視するアセット、アクションをトリガするイベントステータス、およびイベントが定義したステータスになったときに実行するアクションを定義します。
監視ルールを作成するときには、次の要素を定義します。
- •ルールを適用するアセット。ルールは、単一のパブリケーション、複数のパブリケーション、現在および今後のすべてのパブリケーション、単一のサブスクリプション、複数のサブスクリプション、または現在および今後のすべてのサブスクリプションに適用できます。
- •ルールを適用するイベントステータス。Cloud Integration Hubは、最終状態のイベントにのみルールを適用します。
- •ルールのアクション。次のアクションを1つ以上選択できます。
- - 電子メール通知を送信する。ルールの条件が真になった場合にCloud Integration Hubが電子メール通知を送信するユーザーを定義します。
- - サブスクリプションを一時停止する、またはルールの適用対象となるステータスのパブリケーションおよびサブスクリプションを無効にする。
監視ルールの管理
監視ルールの作成、編集、表示、無効化、有効化、および削除を行います。
監視ルールの作成
監視ルールを作成するには、ナビゲータを使用します。
1ナビゲータで、[新規] > [監視ルール]をクリックします。次に、[作成]をクリックします。
[新しい監視ルール]ページが表示されます。
2ルール名を入力します。必要に応じて、ルールの説明を入力します。
3ルールを保存する場所を選択します。
4ルールモード(有効または無効)を選択します。定義されたアクションは、無効になっているルールでは実行されません。
5 ルールの影響を受けるアセットのタイプ(パブリケーションまたはサブスクリプション)を選択し、ルールを適用するアセットを1つ以上選択します。少なくとも1つのパブリケーションまたはサブスクリプションにルールを適用する必要があります。
- - 現在のパブリケーションやサブスクリプションだけでなく、ルールの作成後にCloud Integration Hubに追加されるパブリケーションやサブスクリプションも含めて、すべてのパブリケーションやサブスクリプションにルールを適用するには、[すべてに適用]を選択します。
- - ルールを適用する1つのパブリケーションまたはサブスクリプションを選択するには、パブリケーション名またはサブスクリプション名の左側にあるチェックボックスを選択します。
- - ルールを適用する複数のパブリケーションまたはサブスクリプションを選択するには、パブリケーション名またはサブスクリプション名の左側にあるそれぞれのチェックボックスを選択します。
6 監視するイベントステータスを選択します。少なくとも1つのステータスを選択する必要があります。
7次のルールアクションのいずれかまたは両方を選択します。
- 電子メール通知の送信
パブリケーションまたはサブスクリプションが影響を受けるステータスのいずれかにある場合に、電子メール通知を送信します。既存のCloud Integration Hubユーザーまたは指定した電子メールアドレスに通知を送信できます。最大30人の電子メール受信者を定義できます。
ユーザーごとに以下の手順を実行します。
- a[電子メール通知の送信]の右側にある[追加]をクリックします。
- b既存のユーザーの名前を選択するか、[ユーザー名]リストから存在しないユーザーを選択し、[メール]フィールドに電子メールアドレスを入力します。
影響を受けるパブリケーションまたはサブスクリプションのイベントが影響を受けるステータスになっている場合、ここで定義した受信者にCloud Integration Hubが電子メール通知を送信します。
- 拒否済みステータスのパブリケーションとサブスクリプションを無効にする
- [パブリケーションおよびサブスクリプションを無効にする]を選択します。
Cloud Integration Hubは、影響を受けるパブリケーションまたはサブスクリプションのイベントが影響を受けるステータスのいずれかにある場合に、そのパブリケーションまたはサブスクリプションを無効にします。無効にしたパブリケーションまたはサブスクリプションは、スケジュールに従って実行されることも、外部APIにより実行されることもありません。[参照]ページでは、無効なパブリケーションまたはサブスクリプションのみを実行できます。
8[保存]をクリックします。
監視ルールの編集
監視ルールを編集するには、[参照]ページを使用します。
1ナビゲータで、[参照]をクリックします。[すべてのアセット]リストをクリックし、[モニタ] > [監視ルール]を選択します。
[参照]ページには、既存の監視ルールがすべて表示されます。
2編集する監視ルールの名前をクリックします。
[監視ルール]ページが表示されます。
3監視ルールを編集し、[保存]をクリックします。
監視ルールの無効化と有効化
監視ルールの無効化および有効化を行うには、[参照]ページを使用します。
1ナビゲータで、[参照]をクリックします。[すべてのアセット]リストをクリックし、[モニタ] > [監視ルール]を選択します。
[参照]ページには、既存の監視ルールがすべて表示されます。
2ルールが含まれている行で[アクション]をクリックし、次のいずれかのアクションを選択します。
- - ルールを無効にするには、[無効]を選択します。定義されたアクションは、無効になっているルールでは実行されません。
- - 無効なルールを有効にするには、[有効]を選択します。
監視ルールのプロパティ
監視ルールのプロパティには、監視ルール、ルールが適用されるアセット、ルールが監視するイベントステータス、ルールのアクションに関する全般的な情報が含まれます。
次の図に、監視ルールのページの例を示します。
監視ルールのページには、次のプロパティがあります。
- ルール名
- 監視ルールの名前。名前の最大文字数は特殊文字を含めて60文字です。
- 説明
- 監視ルールの説明。説明には最大255文字を含めることができます。
- モード
- 有効または無効になっている監視ルールモード。定義されたアクションは、無効になっているルールでは実行されません。
- コンテンツ
- 監視ルールの条件。
- 影響を受けるアセット
- ルールが適用されるパブリケーションまたはサブスクリプション。
- 影響を受けるステータス
- ルールが適用される影響を受けるアセットのステータス。
- アクション
- 影響を受けるアセットのいずれかが、影響を受けるステータスのいずれかにあるときにルールが実行するアクション。