クロススキーマSQL ELTの最適化
SQL ELTの最適化Amazon Redshift ODBC接続を使用して同じデータベース内の異なるスキーマのAmazon Redshiftオブジェクトへのデータの読み取りまたは書き込みを行うマッピングタスクに対して、クロススキーマSQL ELTの最適化を設定できます。
クロススキーマSQL ELTの最適化を使用するには、Amazon Redshift ODBC接続を作成して、ソース接続およびターゲット接続のスキーマを指定します。ソーススキーマおよびターゲットスキーマは異なる必要がありますが、どちらも同じデータベースに属している必要があります。マッピングタスクにSQL ELTの最適化を設定して、詳細セッションプロパティでクロススキーマSQL ELTの最適化を有効にします。デフォルトでは、[クロススキーマSQL ELTの最適化の有効化]チェックボックスが選択されています。
クロススキーマSQL ELTの最適化の設定Amazon Redshiftマッピングタスクの場合
次の手順を実行して、Amazon Redshiftマッピングタスクに対するクロススキーマSQL ELTの最適化を設定します。
1Amazon Redshift ODBCのソース接続およびターゲット接続を、それぞれ異なるスキーマで定義して作成します。
以下に例を示します。
- - rs_odbc1 Amazon Redshift ODBC接続を作成して、接続プロパティでCQA_SCHEMA1スキーマを指定します。
- - rs_odbc2 Amazon Redshift ODBC接続を作成して、接続プロパティでCQA_SCHEMA2スキーマを指定します。
2Amazon Redshiftマッピングを作成します。
例えば、m_rs_pdo_crossSchema Amazon Redshiftマッピングを作成します。
3ソーストランスフォーメーションを追加します。Amazon Redshiftソースオブジェクト、および接続に指定されたスキーマを使用してデータを読み取るための接続を含めます。
例えば、ソーストランスフォーメーションを追加します。Amazon Redshiftソースオブジェクト、およびCQA_SCHEMA1を使用してデータを読み取るためのrs_odbc1接続を含めます。
4ターゲットトランスフォーメーションを追加します。Amazon Redshiftターゲットオブジェクト、および接続に指定されたスキーマを使用してデータを書き込むための接続を含めます。
例えば、ターゲットトランスフォーメーションを追加します。Amazon Redshiftターゲットオブジェクト、およびCQA_SCHEMA2を使用してデータを書き込むためのrs_odbc2接続を含めます。
5Amazon Redshiftマッピングタスクを作成して、次のタスクを実行します。
- a設定されたAmazon Redshiftマッピングを選択します。
例えば、m_rs_pdo_crossSchema Amazon Redshiftマッピングを選択します。
- b[ランタイムオプション]タブで、[SQL ELTの最適化]を[完全]に設定します。
- c次に、[クロススキーマSQL ELTの最適化を有効化]を選択します。
- dタスクを保存し、[終了]をクリックします。
マッピングタスクを実行すると、Secure Agentは、CQA_SCHEMA1スキーマに関連付けられたAmazon Redshiftソースオブジェクトからデータを読み取り、CQA_SCHEMA2スキーマに関連付けられたAmazon Redshiftターゲットオブジェクトにデータを書き込みます。