Amazon Redshiftコネクタ > 部 III: Amazon Redshiftコネクタを使用したデータ統合 > Amazon RedshiftのSQL ELTの最適化 > クロススキーマSQL ELTの最適化
  

クロススキーマSQL ELTの最適化

SQL ELTの最適化Amazon Redshift ODBC接続を使用して同じデータベース内の異なるスキーマのAmazon Redshiftオブジェクトへのデータの読み取りまたは書き込みを行うマッピングタスクに対して、クロススキーマSQL ELTの最適化を設定できます。
クロススキーマSQL ELTの最適化を使用するには、Amazon Redshift ODBC接続を作成して、ソース接続およびターゲット接続のスキーマを指定します。ソーススキーマおよびターゲットスキーマは異なる必要がありますが、どちらも同じデータベースに属している必要があります。マッピングタスクにSQL ELTの最適化を設定して、詳細セッションプロパティでクロススキーマSQL ELTの最適化を有効にします。デフォルトでは、[クロススキーマSQL ELTの最適化の有効化]チェックボックスが選択されています。

クロススキーマSQL ELTの最適化の設定Amazon Redshiftマッピングタスクの場合

次の手順を実行して、Amazon Redshiftマッピングタスクに対するクロススキーマSQL ELTの最適化を設定します。
    1Amazon Redshift ODBCのソース接続およびターゲット接続を、それぞれ異なるスキーマで定義して作成します。
    以下に例を示します。
    2Amazon Redshiftマッピングを作成します。
    例えば、m_rs_pdo_crossSchema Amazon Redshiftマッピングを作成します。
    3ソーストランスフォーメーションを追加します。Amazon Redshiftソースオブジェクト、および接続に指定されたスキーマを使用してデータを読み取るための接続を含めます。
    例えば、ソーストランスフォーメーションを追加します。Amazon Redshiftソースオブジェクト、およびCQA_SCHEMA1を使用してデータを読み取るためのrs_odbc1接続を含めます。
    4ターゲットトランスフォーメーションを追加します。Amazon Redshiftターゲットオブジェクト、および接続に指定されたスキーマを使用してデータを書き込むための接続を含めます。
    例えば、ターゲットトランスフォーメーションを追加します。Amazon Redshiftターゲットオブジェクト、およびCQA_SCHEMA2を使用してデータを書き込むためのrs_odbc2接続を含めます。
    5Amazon Redshiftマッピングタスクを作成して、次のタスクを実行します。
    1. a設定されたAmazon Redshiftマッピングを選択します。
    2. 例えば、m_rs_pdo_crossSchema Amazon Redshiftマッピングを選択します。
    3. b[ランタイムオプション]タブで、[SQL ELTの最適化][完全]に設定します。
    4. c次に、[クロススキーマSQL ELTの最適化を有効化]を選択します。
    5. dタスクを保存し、[終了]をクリックします。
    マッピングタスクを実行すると、Secure Agentは、CQA_SCHEMA1スキーマに関連付けられたAmazon Redshiftソースオブジェクトからデータを読み取り、CQA_SCHEMA2スキーマに関連付けられたAmazon Redshiftターゲットオブジェクトにデータを書き込みます。