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動的マッピングタスクのパラメータ

[パラメータ]ページには、動的マッピングタスクの基となるマッピングで定義されたパラメータが一覧表示されます。このページでは、デフォルト値と各パラメータの設定を構成できます。
デフォルトでは、データ統合によって各パラメータにローカルのスコープが割り当てられ、ユーザーがそれぞれのジョブのパラメータを設定します。動的マッピングタスクの各ジョブにデフォルトのパラメータ値と設定を適用する場合は、[パラメータ]ページでデフォルト値と設定を構成します。
次の図に、[パラメータ]ページを示します。
この図は、8つのパラメータを含む[パラメータ]ページを示しています。このページには、各パラメータのタイプ、名前、およびスコープが表示されています。また、このページには、デフォルトのスコープを持つパラメータのパラメータ値が表示されています。ローカルのスコープのパラメータにはパラメータ値がありません。
デフォルトのパラメータを設定するには、パラメータを含む行をクリックして、[デフォルト]のスコープを選択します。パラメータにマッピングで割り当てられたデフォルト値がある場合、データ統合ではその値が[パラメータ値]カラムに一覧表示されます。デフォルト値を上書きするか、タスク内の各ジョブに別の値を割り当てることもできます。[パラメータ]ページでデフォルトのパラメータ値を更新すると、データ統合ではジョブの値がデフォルトのパラメータ値で更新されます。データ統合では、ローカルのスコープのジョブやデフォルト値が上書きされたジョブは更新されません。
ページ上のパラメータは、パラメータのタイプや名前でソートすることができます。また、ページ上のパラメータを、パラメータ名、タイプ、およびスコープでフィルタリングすることもできます。
一部のパラメータ値は、他のパラメータに依存します。例えば、マッピングにターゲット接続とターゲットオブジェクトパラメータが含まれている場合は、ターゲットオブジェクトパラメータ値を設定する前に、ターゲット接続パラメータ値を設定する必要があります。パラメータ値を上から下に設定します。
データベース接続を使用してソースオブジェクトまたはルックアップオブジェクトを設定するとき、タスクが詳細モードでマッピングに基づいていない場合は、単一のオブジェクトを選択するか、カスタムクエリを入力できます。データオブジェクトとカスタムクエリの設定の詳細については、「トランスフォーメーション」を参照してください。
ソースがパラメータ化されていない限り、データ統合はフィルタとソートのパラメータ値を適用しません。
動的マッピングタスクのパラメータをパラメータファイルの値で上書きすることはできません。

パラメータスコープ

パラメータスコープにより、データ統合動的マッピングタスクのジョブにパラメータ値を適用する方法を指定します。
以下の表に、パラメータスコープのオプションを示します。
スコープ
説明
デフォルト
データ統合はすべてのジョブのパラメータに値をコピーします。ジョブを設定するときに、個々のジョブのデフォルト値を上書きできます。
ローカル
各ジョブでパラメータの値を割り当てます。
デフォルトでは、データ統合はすべてのパラメータにローカルのスコープを適用します。デフォルトのスコープを選択した場合は、[パラメータ値]カラムに値を指定する必要があります。
入出力パラメータとシーケンスパラメータのスコープは常にローカルです。

パラメータの設定

動的マッピングタスクのパラメータの設定(形式オプション、詳細属性、フィールドメタデータなど)を設定できます。
構成できる設定は、パラメータのタイプとパラメータ値によって異なります。例えば、構成できる設定は、オブジェクトと接続のパラメータによって異なります。
パラメータがデータオブジェクトの場合、選択したオブジェクトのデータをプレビューできます。
[パラメータ]ページのデフォルトのスコープを使用してパラメータの設定を構成できます。[ジョブ]ページの各ジョブ内でローカルのスコープを使用してパラメータの設定を構成します。