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ジョブとジョブグループ

動的マッピングタスクには複数のジョブのグループを含めることができます。ジョブとは、タスクの基となるマッピングの1回の実行です。動的マッピングタスクにジョブを追加し、[ジョブ]ページでそれらのジョブをグループ化します。ジョブごとに異なるパラメータ値のセットを設定できます。
各ジョブをグループに割り当てます。グループとは、同時に実行されるジョブのセットです。グループは順番に実行され、前のグループのすべてのジョブは次のグループが始まる前に完了します。1つのグループのデータが前のグループの結果に依存している場合は、グループを設定します。動的マッピングタスクに追加可能なジョブおよびグループの数に制限はありません。
次の図に、[ジョブ]ページを示します。
この図は、3つのジョブと2つのグループがある[ジョブ]ページを示しています。Job_1は展開されており、5つのパラメータが含まれています。ターゲットオブジェクトパラメータが選択されています。Job_1とJob_2はGroup_1に含まれています。Job_3はGroup_2に含まれています。3つのジョブすべてと両方のグループが有効になっています。
  1. 1ジョブの追加
  2. 2パラメータ値の選択
  3. 3パラメータの設定
  4. 4グループへのジョブの追加
  5. 5ジョブの有効化/無効化
  6. 6グループの追加
ジョブを追加すると、データ統合ではマッピングの各パラメータが表示されます。パラメータにデフォルトのスコープがある場合、データ統合は自動的にデフォルト値をジョブに適用します。各ジョブのパラメータ値とパラメータ設定は編集することができます。
デフォルトでは、ジョブまたはグループを追加すると、データ統合でそれらのジョブまたはグループが有効になります。個々のジョブを無効にして、タスクの実行時にジョブが実行されないようにすることができます。グループを無効にすると、タスクの実行時にそのグループ内のジョブは実行されません。

ジョブ設定

エラーまたは警告によるジョブの停止、詳細セッションプロパティ、前処理および後処理コマンドなどの各ジョブに対する設定を構成できます。[設定]ウィンドウでジョブ設定を構成します。
グループ内のジョブに[次のときに停止]プロパティを設定した場合、ジョブが設定された状態になるとグループ内のジョブが完了し、タスクが停止します。
ジョブ設定を構成するには、ジョブを含む行で[設定]をクリックします。
必要に応じて、サーバーレス環境の動的マッピングタスクジョブに最大コンピューティングユニットとタスクタイムアウトのサーバーレスの使用状況プロパティを設定できます。最大コンピューティングユニットとタスクタイムアウトの設定は、Administratorでサーバーレス環境に対して設定しますが、特定の動的マッピングタスクジョブに対するそれらの値を変更することができます。
最大コンピューティングユニットプロパティを使用すると、ジョブが使用できるマシンリソースに対応したコンピューティングユニットの数を、タスクあたりの最大コンピューティングユニットのサーバーレス環境プロパティ値に基づいて増減できます。単純なジョブには小さい値を指定し、複雑なジョブには大きい値を指定することができます。動的マッピングタスクの[最大コンピューティングユニット]プロパティ値は、サーバーレス環境の[タスクごとの最大コンピューティングユニット]値以下である必要があります。
[タスクタイムアウト]プロパティを使用すると、[タスクタイムアウト]サーバーレス環境プロパティの値に基づいて、ジョブが終了する前にジョブの完了を待機する時間を分単位で増減できます。
[タスクごとの最大コンピューティングユニット数]および[タスクタイムアウト]サーバーレス環境プロパティの詳細については、Administratorのヘルプの「Basic Configuration」を参照してください。