ログイン
REST APIを使用して、Informatica Intelligent Cloud Servicesユーザーアカウント、JSON Webトークン、SAML、またはSalesforceで組織にログインできます。
ログインしています
このリソースを使用して、Informatica Intelligent Cloud Servicesユーザーアカウントを使用して組織にログインできます。
ログイン応答には、REST APIセッション中に送信する要求に含めるベースURLとセッションIDの値が含まれています。
このlogoutリソースを使用して、セッションを終了します。
SAMLシングルサインオンを使用してログインするには、
SAMLを使用したログインを参照してください。
Salesforce資格情報を使用してログインするには、
Salesforceを使用したログインを参照してください。
注: チームでは、開発用の組織とテスト用の組織など、複数の組織を使用している場合があります。ログインに使用するユーザー資格情報によって、アクセスする組織が決定されます。
POST要求
ログインするには、次のURLを使用します。
https://<cloud provider>-<region>.informaticacloud.com/ma/api/v2/user/login
クラウドプロバイダとリージョンの値は、組織が使用するPOD（デプロイメントのポイント）の名前に対応します。次の表に、POD名と、ログインURLで使用する、それに対応するクラウドプロバイダとリージョンを示します。
POD名 | クラウドプロバイダ - リージョン |
|---|
USW1 | dm-us |
USE2 | dm-us |
USW3 | dm-us |
USE4 | dm-us |
USW5 | dm-us |
USE6 | dm-us |
USW1-1 | dm1-us |
USW3-1 | dm1-us |
USW1-2 | dm2-us |
CAC1 | dm-na |
APSE1 | dm-ap |
APSE2 | dm1-apse |
APNE1 | dm1-ap |
APNE2 | dm-apne |
APAUC1 | dm1-apau |
EMW1 | dm-em |
EMC1 | dm1-em |
UK1 | dm-uk |
例えば、組織でAPNE1 PODを使用している場合は、次のURLを使用します。
https://dm1-ap.informaticacloud.com/ma/api/v2/user/login
組織が使用しているPODの名前がわからない場合は、組織の管理者またはInformaticaグローバルカスタマサポートにお問い合わせください。
ログインオブジェクトの次の属性を使用します。
フィールド | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|
username | String | ○ | ログインする組織のInformatica Intelligent Cloud Servicesのユーザー名。 最大長は255文字です。 |
password | String | ○ | Informatica Intelligent Cloud Servicesのパスワード。 最大長は255文字です。 |
POST応答
要求が成功すると、ユーザーオブジェクトを返します。エラーが発生した場合にエラーオブジェクトを返します。
応答には、後続のREST API呼び出しのヘッダーに含める必要のある次の情報が含まれます。
- •icSessionId。バージョン2 REST API呼び出しのヘッダーに含まれる、REST APIセッションID。セッションIDは、30分間の非アクティブ状態の後で期限切れになります。セッションIDの期限が切れた場合は、再度ログインしてREST APIでの操作を続行します。
セッションステータスの詳細取得については、
セッションIDを参照してください。
- •serverURL。ログインを除くすべてのバージョン2のリソースURIで使用するベースURL。例えば、次のようになります。
<serverUrl>/api/v2/job
ユーザーオブジェクトには次の属性が含まれます。
フィールド | タイプ | 説明 |
|---|
id | String | ユーザーID。 |
orgId | String | ユーザーが属する組織のID。 22文字。 注: 従来のInformatica Cloudで作成された組織では、6文字の組織IDである可能性があります。 |
orgUuid | String | 組織の一意のID。 |
name | String | Informatica Intelligent Cloud Servicesのユーザー名。 |
description | String | ユーザーの説明。 |
createTime | String | ユーザーアカウントの作成日時。 |
updateTime | String | ユーザーアカウントの最終作成日時。 |
createdBy | String | ユーザーアカウントを作成したInformatica Intelligent Cloud Servicesユーザー。 |
updatedBy | String | ユーザーアカウントを最後に更新したInformatica Intelligent Cloud Servicesユーザー。 |
sfUsername | String | Salesforceのユーザー名。ユーザーがSalesforceによって認証されるように設定されている場合に含まれます。 |
password | String | Salesforceのユーザーパスワード。ユーザーがSalesforceによって認証されるように設定されている場合に含まれます。 |
firstName | String | ユーザーアカウントの名。 |
lastName | String | ユーザーアカウントの姓。 |
title | String | ユーザーの役職。 |
phone | String | ユーザーの電話番号。 |
securityQuestion | String | セキュリティの質問。次のいずれかのコードを返します。 - - SPOUSE_MEETING_CITY
- - FIRST_JOB_CITY
- - CHILDHOOD_FRIEND
- - MOTHER_MAIDEN_NAME
- - PET_NAME
- - CHILDHOOD_NICKNAME
- - CUSTOM_QUESTION:"<question>"
|
securityAnswer | String | セキュリティの質問に対する答え。 |
roles | | ユーザーに割り当てられた各ロールのロールオブジェクトを含むオブジェクト。 |
name | String | ロールオブジェクトに含まれます。 ロール名。次のいずれかのコードを返します。 - - サービスコンシューマ
- - Designer
- - Admin
|
description | String | ロールオブジェクトに含まれます。 ロールの説明。 |
emails | String | ユーザーがアカウントパスワードを変更する際に通知される電子メールアドレス。 |
timezone | String | ユーザーのタイムゾーン。タイムゾーンは夏時間を使用します。 詳細については、 タイムゾーンのコードを参照してください。 |
serverUrl | String | ユーザーが属する組織のInformatica Intelligent Cloud ServicesのURL。最も正確なバージョン2 REST APIのリソースURIのベースとしてserverUrlを使用します。 |
spiUrl | String | このフィールドは適用されなくなり、非推奨になりました。 |
uuId | String | ユーザーの一意のID。 |
icSessionId | String | バージョン2 REST APIセッションのInformatica Intelligent Cloud ServicesセッションID。最も正確なバージョン2 REST API要求ヘッダーで使用します。 |
forceChangePassword | Boolean | 初回ログイン後、ユーザーがパスワードをリセットする必要があるかどうかを決定します。次の値が含まれます。 - - True。ユーザーはパスワードをリセットする必要があります。
- - False。ユーザーはパスワードをリセットする必要がありません。
|
POSTの例
所属するInformatica Intelligent Cloud Services組織にログインするには、次の要求を使用できます。
POST https://dm-us.informaticacloud.com/ma/api/v2/user/login HTTP/<HTTP version>
Content-Type: application/json
Accept: application/json
icSessionId: 1Ckv5VDHe2IICHi2hq04EF
{
"@type": "login",
"username": "John@infa.com",
"password": "mypassword"
}
応答では、後続の呼び出しで使用するserverUrlおよびicSessionIdの値が含まれるユーザーオブジェクトが返されます。次に例を示します。
{
"id": "0101TQ03000000000007",
"orgId": "0101TQ",
"orgUuid": "3FNFLs1uHe2IIgTs8tRjSJ",
"name": "John@infa.com",
"description": "",
"createTime": "2018-02-16T00:20:07.000Z",
"updateTime": "2018-07-17T22:45:50.000Z",
"createdBy": "System built-in user",
"updatedBy": "John@infa.com",
"sfUsername": null,
"firstName": "John",
"lastName": "Randall",
"title": "IICS Admin",
"password": "**********",
"phone": "123-456-7899",
"emails": "John@infa.com",
"timezone": null,
"serverUrl": "https://usw3.dm-us.informaticacloud.com/saas",
"icSessionId": "1Ckv5VDHe2IICHi2hq04EF",
"securityQuestion": "In what city were you born?",
"securityAnswer": "********",
"uuid": "a51jk7TB0IDcnWLwJdLaW2",
"forceChangePassword": false,
"roles": [
{
"name": "Admin",
"description": "Role for performing administrative tasks for an organization. Has full access to all licensed services."
},
{
"name": "Data Preview",
"description": "Role to preview data"
},
{
"name": "Designer",
"description": "Role for creating assets, tasks, and processes. Can configure connections, schedules, and runtime environments. Has access to the Application Integration Console."
}
],
}
例として上記の応答のセッションIDとサーバーURLの値を使用し、GET要求を送信してSecure Agent情報を取得するには、次の要求を使用します。
GET https://usw3.dm-us.informaticacloud.com/saas/api/v2/agent HTTP/<HTTP version>
Content-Type: application/json
Accept: application/json
icSessionId: 1Ckv5VDHe2IICHi2hq04EF
JSON Webトークンを使用したログイン
このリソースを使用して、JSON Web Token（JWT）アクセストークンを使用してInformatica Intelligent Cloud Servicesにログインします。
JWTアクセストークンは、IDプロバイダ（IDP）によって提供されます。IDプロバイダからトークンを取得し、loginOAuth要求に含めます。トークンは1つのログイン要求に対して使用することができます。
loginOAuthリソースを使用する前に、次の前提条件を満たす必要があります。
- •組織にSAMLを使用するためのライセンスがあり、SAMLを使用するように設定されている。
- •ユーザーがSAMLユーザーとして設定され、組織内でアクティブ化されている。
- •組織のIDプロバイダが登録されている。
- •JWTアクセストークンのオーディエンスクレームが、組織のSAMLセットアップで設定されたSAMLエンティティIDにマッピングされている。オーディエンスクレームは、次のいずれかの値になります:
- - api://<orgId>.<クラウドプロバイダ>-<リージョン>.informaticacloud.com
- - api://<クラウドプロバイダ>-<リージョン>.informaticacloud.com.<orgId>
- - api://<cloud provider>-<region>.informaticacloud.com/<orgId>
- - https://<orgId>.<クラウドプロバイダ>-<リージョン>.informaticacloud.com
- - https://<クラウドプロバイダ>-<リージョン>.informaticacloud.com.<orgId>
- - https://<cloud provider>-<region>.informaticacloud.com/<orgId>
注: 必要に応じて、オーディエンスクレームにリソースを含めることができます。リソース名はカスタマイズ可能で、LoginResource1やUserLoginResourceなどの任意の値に設定することができます。
SAML設定の詳細については、『Administrator』の「ユーザー管理」を参照してください。
IDプロバイダの登録の詳細については、
IDプロバイダを参照してください。
応答で返される次のフィールドの値を使用します。
- •icSessionId。REST API呼び出しのヘッダーに含める、30分のREST APIセッションID。セッションIDの期限が切れたら、再度ログインしてREST APIでの操作を続行します。
セッションステータスの詳細取得については、
セッションIDを参照してください。
- •serverURL。すべてのリソースURIで使用するベースURL。
このlogoutリソースを使用して、セッションを終了します。
POST要求
ログイン要求にはJWTアクセストークンを含める必要があります。JWTアクセストークンを取得するには、IDプロバイダが提供するマニュアルを参照してください。
ログインするには、次のURLを使用します。
https://<cloud provider>-<region>.informaticacloud.com/ma/api/v2/user/loginOAuth
クラウドプロバイダとリージョンの値のリストについては、
ログインしていますを参照してください。
要求に次の属性を含めます。
フィールド | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|
oauthToken | String | ○ | JWTアクセストークン。 |
orgId | String | ○ | ユーザーが属する組織のID。 |
POST応答
要求が成功すると、ユーザーオブジェクトを返します。エラーが発生した場合にエラーオブジェクトを返します。
このセッション中は、後続の要求の応答で返されるベースURLとセッションIDを使用します。
ユーザーオブジェクトには次の属性が含まれます。
フィールド | タイプ | 説明 |
|---|
id | String | ユーザーID。 |
orgId | String | ユーザーが属する組織のID。 |
orgUuid | String | 組織の一意のID。 |
name | String | Informatica Intelligent Cloud Servicesのユーザー名。 |
description | String | ユーザーの説明。 |
createTime | String | ユーザーアカウントの作成日時。 |
updateTime | String | ユーザーアカウントの最終作成日時。 |
createdBy | String | ユーザーアカウントを作成したInformatica Intelligent Cloud Servicesユーザー。 |
updatedBy | String | ユーザーアカウントを最後に更新したInformatica Intelligent Cloud Servicesユーザー。 |
sfUsername | String | Salesforceのユーザー名。ユーザーがSalesforceによって認証されるように設定されている場合に含まれます。 |
password | String | Salesforceのユーザーパスワード。ユーザーがSalesforceによって認証されるように設定されている場合に含まれます。 |
firstName | String | ユーザーアカウントの名。 |
lastName | String | ユーザーアカウントの姓。 |
title | String | ユーザーの役職。 |
password | String | ユーザーパスワード（難読化済み）。 |
phone | String | ユーザーの電話番号。 |
emails | String | ユーザーがアカウントパスワードを変更する際に通知される電子メールアドレス。 |
timezone | String | ユーザーのタイムゾーン。タイムゾーンは夏時間を使用します。 詳細については、 タイムゾーンのコードを参照してください。 |
serverUrl | String | ユーザーが属する組織のInformatica Intelligent Cloud ServicesのURL。ほぼすべてのバージョン2およびバージョン3のREST APIリソースURIのベースとして使用します。 |
icSessionId | String | Informatica Intelligent Cloud ServicesのセッションID。ほぼすべてのバージョン2およびバージョン3のREST API要求ヘッダーで使用します。 |
securityQuestion | String | セキュリティの質問。次のいずれかのコードを返します。 - - SPOUSE_MEETING_CITY
- - FIRST_JOB_CITY
- - CHILDHOOD_FRIEND
- - MOTHER_MAIDEN_NAME
- - PET_NAME
- - CHILDHOOD_NICKNAME
- - CUSTOM_QUESTION:"<question>"
|
securityAnswer | String | セキュリティの質問に対する回答（難読化済み）。 |
uuId | String | ユーザーの一意のID。 |
forceChangePassword | Boolean | 初回ログイン後、ユーザーがパスワードをリセットする必要があるかどうかを決定します。次の値が含まれます。 - - True。ユーザーはパスワードをリセットする必要があります。
- - False。ユーザーはパスワードをリセットする必要がありません。
|
roles | | ユーザーに割り当てられたロールを含むオブジェクト。 |
name | String | ロールオブジェクトに含まれます。 ロール名。次のいずれかのコードを返します。 - - サービスコンシューマ
- - Designer
- - Admin
|
description | String | ロールオブジェクトに含まれます。 ロールの説明。 |
usergroups | | ユーザーに割り当てられたusergroupsを含むオブジェクト。 |
id | 文字列 | usergroupsオブジェクトに含まれます。 ユーザーグループID。 |
orgId | String | usergroupsオブジェクトに含まれます。 ユーザーグループが属する組織のID。 |
name | 文字列 | usergroupsオブジェクトに含まれます。 ユーザーグループの名前。 |
description | 文字列 | usergroupsオブジェクトに含まれます。 ユーザーグループの説明。 |
createTime | 文字列 | usergroupsオブジェクトに含まれます。 ユーザーグループを作成した日時。 |
updateTime | 文字列 | usergroupsオブジェクトに含まれます。 ユーザーグループが最後に更新された日時。 |
createdBy | 文字列 | usergroupsオブジェクトに含まれます。 ユーザーアカウントを作成したユーザー。 |
updatedBy | String | usergroupsオブジェクトに含まれます。 ユーザーアカウントを最後に更新したユーザー。 |
spiUrl | String | このフィールドは適用されなくなり、非推奨になりました。 |
POSTの例
JWTアクセストークンを使用してInformatica Intelligent Cloud Servicesにログインするには、次の要求を使用します:
POST https://dm-us.informaticacloud.com/ma/api/v2/user/loginOAuth HTTP/<HTTP version>
Content-Type: application/json
Accept: application/json
icSessionId: 0UNdbRXUXHpfqKZEbfmxoQ
{
"orgId": "6xVpQpzHBAoizhbMOLzty9",
"oauthToken": "<JWT token>"
}
応答では、後続の呼び出しで使用するserverUrlおよびicSessionIdの値が含まれるユーザーオブジェクトが返されます。次に例を示します。
{
"id": "01000103000000000002",
"orgId": "010001",
"orgUuid": "6xVpQpzHBAoizhbMOLzty9",
"name": "Larry@infa.com",
"description": null,
"createTime": "2023-07-20T15:13:12.000Z",
"updateTime": "2023-07-20T15:13:32.000Z",
"createdBy": "ma",
"updatedBy": "Scott@infa.com",
"sfUsername": null,
"firstName": "Larry",
"lastName": "Felyne",
"title": "Manager",
"password": "********",
"phone": "423435546657652",
"emails": "Larry@infa.com",
"timezone": null,
"serverUrl": "https://na4.dm-us.informaticacloud.com/saas",
"icSessionId": "0UNdbRXUXHpfqKZEbfmxoQ",
"securityQuestion": "In what city did you meet your spouse/significant other?",
"securityAnswer": "********",
"uuid": "6qnnXdzBdtUbObUTYhyWO1",
"forceChangePassword": false,
"roles": [
{
"name": "Admin",
"description": "Role for performing administrative tasks for an organization. Has full access to all licensed services."
},
{
"name": "Data Preview",
"description": "Role to preview data"
},
{
"name": "Designer",
"description": "Role for creating assets, tasks, and processes. Can configure connections, schedules, and runtime environments. Has access to the Application Integration Console."
}
],
"usergroups": [
{
"id": "aRfrqNzCfg7e9SDOJ3y1Yn",
"orgId": "010001",
"name": "G2",
"description": "",
"createTime": "2023-08-01T05:33:22.000Z",
"updateTime": "2023-08-01T05:33:23.000Z",
"createdBy": "Scott@infa.com",
"updatedBy": "Scott@infa.com"
}
],
"spiUrl": null
}
後続の要求でserverUrl値とicSessionId値を使用する例として、Secure Agent情報を取得するためのGET要求を送信するには、次の要求を使用します:
GET https://na4.dm-us.informaticacloud.com/saas/api/v2/agent HTTP/<HTTP version>
Content-Type: application/json
Accept: application/json
icSessionId: 0UNdbRXUXHpfqKZEbfmxoQ
SAMLを使用したログイン
このバージョン2のAPIリソースを使用して、Security Assertion Markup Language（SAML）トークンでInformatica Intelligent Cloud Servicesにログインします。SAMLトークンは、SAMLアサーションを含むBase64でエンコードされたXMLファイルです。このトークンは、ログインが成功した後にIDプロバイダ（IDP）によって提供されます。
注: SAMLトークンがSSOログインの実行にすでに使用されている場合は、トークンの有効期限がまだ切れていなくても、APIログインの実行にこのトークンを使用することはできません。ユーザー名とパスワードを使用してログインする必要があります。
loginSaml応答には、後続のREST API呼び出しに含めるセッションIDとベースURLが含まれています。応答で返される次のフィールドの値を使用します。
- •icSessionId。バージョン2のREST API呼び出しのヘッダーに含める、30分のREST APIセッションID。セッションIDの期限が切れたら、再度ログインしてREST APIでの操作を続行します。
セッションステータスの詳細取得については、
セッションIDを参照してください。
- •serverURL。loginSamlを除くすべてのバージョン2リソースのURIで使用するベースURL。例:
<serverUrl>/api/v2/job
このlogoutリソースを使用して、セッションを終了します。
POST要求
ログイン要求には、IDプロバイダから取得できるSAMLトークンが含まれている必要があります。
ログインするには、次のURLを使用します。
https://<cloud provider>-<region>.informaticacloud.com/ma/api/v2/user/loginSaml
クラウドプロバイダとリージョンの値のリストについては、
ログインしていますを参照してください。
このURLでは、ログインオブジェクトの次の属性を使用します。
フィールド | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|
samlToken | String | ○ | SAMLトークン。 |
orgId | String | ○ | Informatica Intelligent Cloud Servicesの組織ID。 組織IDを見つけるには、ユーザーインタフェースを使用してログインし、右上隅にある組織名をクリックします。 |
POST応答
要求が成功すると、ユーザーオブジェクトを返します。エラーが発生した場合にエラーオブジェクトを返します。
このセッション中は、後続の要求の応答で返されるベースURLとセッションIDを使用します。
ユーザーオブジェクトには次の属性が含まれます。
フィールド | タイプ | 説明 |
|---|
id | String | ユーザーID。 |
orgId | String | ユーザーが属する組織のID。 22文字。 注: 従来のInformatica Cloudで作成された組織では、6文字の組織IDである可能性があります。 |
orgUuid | 文字列 | 組織の一意のID。 |
name | String | Informatica Intelligent Cloud Servicesのユーザー名。 |
description | String | ユーザーの説明。 |
createTime | String | ユーザーアカウントの作成日時。 |
updateTime | String | ユーザーアカウントの最終作成日時。 |
createdBy | String | ユーザーアカウントを作成したInformatica Intelligent Cloud Servicesユーザー。 |
updatedBy | String | ユーザーアカウントを最後に更新したInformatica Intelligent Cloud Servicesユーザー。 |
firstName | String | ユーザーアカウントの名。 |
lastName | String | ユーザーアカウントの姓。 |
title | String | ユーザーの役職。 |
phone | String | ユーザーの電話番号。 |
roles | | ユーザーに割り当てられたロールを含むオブジェクト。 |
name | String | ロールオブジェクトに含まれます。 ロール名。次のいずれかのコードを返します。 - - サービスコンシューマ
- - Designer
- - Admin
|
description | String | ロールオブジェクトに含まれます。 ロールの説明。 |
email | String | ユーザーがアカウントパスワードを変更する際に通知される電子メールアドレス。 |
timezone | String | ユーザーのタイムゾーン。タイムゾーンは夏時間を使用します。 詳細については、 タイムゾーンのコードを参照してください。 |
serverUrl | String | ユーザーが属する組織のInformatica Intelligent Cloud ServicesのURL。最も正確なバージョン2 REST APIのリソースURIのベースとしてserverUrlを使用します。 |
icSessionId | String | バージョン2 REST APIセッションのInformatica Intelligent Cloud ServicesセッションID。最も正確なバージョン2 REST API要求ヘッダーで使用します。 |
spiUrl | String | このフィールドは適用されなくなり、非推奨になりました。 |
uuId | String | ユーザーの一意のID。 |
POSTの例
SAMLシングルサインオンを使用してInformatica Intelligent Cloud Servicesにログインするには、次の要求を使用できます。
POST https://dm-us.informaticacloud.com/ma/api/v2/user/loginSaml/<URI> HTTP/<HTTP version>
Content-Type: application/json
Accept: application/json
icSessionId: 1Ckv5VDHe2IICHi2hq04EF
{
"@type": "login",
"samlToken": "<SAML token>",
"orgId": "3FNFLs1uHe2IIgTs8tRjSJ"
}
応答では、後続の呼び出しで使用するserverUrlおよびicSessionIdの値が含まれるユーザーオブジェクトが返されます。次に例を示します。
{
"id": "0101TQ03000000000007",
"orgId": "3FNFLs1uHe2IIgTs8tRjSJ",
"orgUuid": "3FNFLs1uHe2IIgTs8tRjSJ",
"name": "John@infa.com",
"description": "",
"createTime": "2018-02-16T00:20:07.000Z",
"updateTime": "2018-07-17T22:45:50.000Z",
"createdBy": "System built-in user",
"updatedBy": "John@infa.com",
"sfUsername": null,
"firstName": "John",
"lastName": "Randall",
"title": "IICS Admin",
"phone": "123-456-7899",
"emails": "John@infa.com",
"timezone": null,
"serverUrl": "https://na4.dm-us.informaticacloud.com/saas",
"icSessionId": "1Ckv5VDHe2IICHi2hq04EF",
"securityQuestion": "In what city were you born?",
"securityAnswer": "********",
"uuid": "a51jk7TB0IDcnWLwJdLaW2",
"forceChangePassword": false,
"roles": [
{
"name": "Admin",
"description": "Role for performing administrative tasks for an organization. Has full access to all licensed services."
},
{
"name": "Data Preview",
"description": "Role to preview data"
},
{
"name": "Designer",
"description": "Role for creating assets, tasks, and processes. Can configure connections, schedules, and runtime environments. Has access to the Application Integration Console."
}
],
}
上記のような応答を例として使用し、GET要求を送信してSecure Agent情報を取得するには、次の要求を使用できます。
GET https://na4.dm-us.informaticacloud.com/saas/api/v2/agent HTTP/<HTTP version>
Content-Type: application/json
Accept: application/json
icSessionId: 1Ckv5VDHe2IICHi2hq04EF
Salesforceを使用したログイン
このリソースを使用して、Salesforce資格証明を使用してInformatica Intelligent Cloud Services組織にログインします。
ログイン応答には、後続のREST API呼び出しに含める必要のあるセッションIDとベースURLを含めます。
注: loginSfリソースを使用してログインする前に、Informatica Intelligent Cloud Servicesユーザーアカウントをアクティブ化する必要があります。
Salesforce Web Services APIを使用してSalesforceセッションIDを生成し、SalesforceサーバーのURLを取得します。詳細については、SalesforceのWeb Services API開発者ガイドを参照してください。
このlogoutリソースを使用して、セッションを終了します。
POST要求
Salesforce資格証明を使用してログインするには、次のURLを使用します。
https://<cloud provider>-<region>.informaticacloud.com/ma/api/v2/user/loginSf
クラウドプロバイダとリージョンの値のリストについては、
ログインしていますを参照してください。
loginSfオブジェクトの次の属性を使用します。
フィールド | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|
sfSessionId | String | ○ | SalesforceセッションID。SalesforceセッションIDの生成の詳細は、SalesforceのWeb Services API開発者ガイドを参照してください。 |
sfServerUrl | String | ○ | SalesforceサーバーURL。 Salesforce APIログインリソースの応答からSalesforceサーバーURLを取得します。 |
POST応答
要求が成功すると、ユーザーオブジェクトを返します。エラーが発生した場合にエラーオブジェクトを返します。
応答には、後続のREST API呼び出しのヘッダーに含める必要のある次の情報が含まれます。
- •icSessionId。バージョン2 REST API呼び出しのヘッダーに含まれる、REST APIセッションID。セッションIDは、30分間の非アクティブ状態の後で期限切れになります。セッションIDの期限が切れた後に、再度ログインしてREST APIでの操作を続行します。
セッションステータスの詳細取得については、
セッションIDを参照してください。
- •serverURL。ログインを除くすべてのバージョン2のリソースURIで使用するベースURL。例えば、次のようになります。
<serverUrl>/api/v2/job
ユーザーオブジェクトには次の属性が含まれます。
フィールド | タイプ | 説明 |
|---|
id | String | ユーザーID。 |
orgId | String | ユーザーが属する組織のID。 22文字。 注: 従来のInformatica Cloudで作成された組織では、6文字の組織IDである可能性があります。 |
orgUuid | String | 組織の一意のID。 |
name | String | Informatica Intelligent Cloud Servicesのユーザー名。 |
description | String | ユーザーの説明。 |
createTime | String | ユーザーアカウントの作成日時。 |
updateTime | String | ユーザーアカウントの最終作成日時。 |
createdBy | String | ユーザーアカウントを作成したInformatica Intelligent Cloud Servicesユーザー。 |
updatedBy | String | ユーザーアカウントを最後に更新したInformatica Intelligent Cloud Servicesユーザー。 |
sfUsername | String | Salesforceのユーザー名。ユーザーがSalesforceによって認証されるように設定されている場合に含まれます。 |
password | String | Salesforceのユーザーパスワード。ユーザーがSalesforceによって認証されるように設定されている場合に含まれます。 |
firstName | String | ユーザーアカウントの名。 |
lastName | String | ユーザーアカウントの姓。 |
title | String | ユーザーの役職。 |
phone | String | ユーザーの電話番号。 |
securityQuestion | String | セキュリティの質問。次のいずれかのコードを返します。 - - SPOUSE_MEETING_CITY
- - FIRST_JOB_CITY
- - CHILDHOOD_FRIEND
- - MOTHER_MAIDEN_NAME
- - PET_NAME
- - CHILDHOOD_NICKNAME
- - CUSTOM_QUESTION:"<question>"
|
securityAnswer | String | セキュリティの質問に対する答え。 |
roles | | ユーザーに割り当てられた各ロールのロールオブジェクトを含むオブジェクト。 |
name | String | ロールオブジェクトに含まれます。 ロール名。次のいずれかのコードを返します。 - - サービスコンシューマ
- - Designer
- - Admin
|
description | String | ロールオブジェクトに含まれます。 ロールの説明。 |
emails | String | ユーザーがアカウントパスワードを変更する際に通知される電子メールアドレス。 |
timezone | String | ユーザーのタイムゾーン。タイムゾーンは夏時間を使用します。 詳細については、 タイムゾーンのコードを参照してください。 |
serverUrl | String | ユーザーが属する組織のInformatica Intelligent Cloud ServicesのURL。最も正確なバージョン2 REST APIのリソースURIのベースとしてserverUrlを使用します。 |
spiUrl | String | このフィールドは適用されなくなり、非推奨になりました。 |
uuId | String | ユーザーの一意のID。 |
icSessionId | String | バージョン2 REST APIセッションのInformatica Intelligent Cloud ServicesセッションID。最も正確なバージョン2 REST API要求ヘッダーで使用します。 |
forceChangePassword | Boolean | 初回ログイン後、ユーザーがパスワードをリセットする必要があるかどうかを決定します。次の値が含まれます。 - - True。ユーザーはパスワードをリセットする必要があります。
- - False。ユーザーはパスワードをリセットする必要がありません。
|
POSTの例
所属するInformatica Intelligent Cloud Services組織にログインするには、次の要求を使用できます。
POST https://dm-us.informaticacloud.com/ma/api/v2/user/loginSf HTTP/<HTTP version>
Content-Type: application/json
Accept: application/json
icSessionId: 1Ckv5VDHe2IICHi2hq04EF
{
"@type": "loginSf",
"sfSessionId": "00Df40000000coF!ARYAQDO2SvoD3eRXOrNaiOb9a3Pp",
"sfServerUrl": "https://c.na41.visual.force.com/services/Soap/u/27.0/00Df40000000coF"
}
応答では、後続の呼び出しで使用するserverUrlおよびicSessionIdの値が含まれるユーザーオブジェクトが返されます。次に例を示します。
{
"id": "0101TQ03000000000007",
"orgId": "0101TQ",
"orgUuid": "3FNFLs1uHe2IIgTs8tRjSJ",
"name": "John@infa.com",
"description": "",
"createTime": "2018-02-16T00:20:07.000Z",
"updateTime": "2018-07-17T22:45:50.000Z",
"createdBy": "System built-in user",
"updatedBy": "John@infa.com",
"sfUsername": "JohnR",
"firstName": "John",
"lastName": "Randall",
"title": "IICS Admin",
"password": "**********",
"phone": "123-456-7899",
"emails": "John@infa.com",
"timezone": null,
"serverUrl": "https://na4.dm-us.informaticacloud.com/saas",
"icSessionId": "1Ckv5VDHe2IICHi2hq04EF",
"securityQuestion": "In what city were you born?",
"securityAnswer": "********",
"uuid": "a51jk7TB0IDcnWLwJdLaW2",
"forceChangePassword": false,
"roles": [
{
"name": "Admin",
"description": "Role for performing administrative tasks for an organization. Has full access to all licensed services."
},
{
"name": "Data Preview",
"description": "Role to preview data"
},
{
"name": "Designer",
"description": "Role for creating assets, tasks, and processes. Can configure connections, schedules, and runtime environments. Has access to the Application Integration Console."
}
],
}
上記のような応答を例として使用し、GET要求を送信してSecure Agent情報を取得するには、次の要求を使用できます。
GET https://na4.dm-us.informaticacloud.com/saas/api/v2/agent
Content-Type: application/json
Accept: application/json
icSessionId: 1Ckv5VDHe2IICHi2hq04EF