Amazon Redshiftコネクタ > 部 III: Amazon Redshiftコネクタを使用したデータ統合 > Amazon Redshiftコネクタの概要 > Amazon Redshiftコネクタの管理
  

Amazon Redshiftコネクタの管理

ユーザーがAmazon Redshiftコネクタを使用するには、成功ファイルおよびエラーファイルが格納されたSecure Agentディレクトリに対するアクセス権がユーザーに与えられていることを組織の管理者が確認する必要があります。このディレクトリパスは、各Secure Agentマシンのランタイム環境で同じである必要があります。組織の管理者は次のタスクを実行する必要もあります。

SSL用のAmazon Redshiftの設定

Amazon RedshiftへのSSL接続をサポートするようにSecure Agentを設定できます。
    1次の場所からAmazon Redshift証明書をダウンロードします。https://s3.amazonaws.com/redshift-downloads/redshift-ssl-ca-cert.pem
    2次のコマンドを実行してキーストアに証明書ファイルを追加します。${JAVA_HOME}/bin/keytool –keystore {JAVA_HOME}/lib/security/cacerts -import -alias <string_value> -file <certificate_filepath>
    3管理者で、[ランタイム環境]を選択します。
    4利用可能なSecure Agentのリストからメモリを増加するSecure Agentを選択します。
    5右上隅の[編集]をクリックします。
    6[システム構成の詳細]セクションで、[タイプ][DTM]に変更します。
    7[JVMOption1]の横にある[エージェント設定の編集]アイコンをクリックし、次のコマンドを入力します。- Djavax.net.ssl.trustStore=<keystore_name>
    8[JVMOption2]の横にある[エージェント設定の編集]アイコンをクリックし、次のコマンドを追加します。- Djavax.net.ssl.trustStorePassword=<password>
    9Amazon Redshift接続のプロパティで指定したJDBC URLに次のパラメータを追加します。ssl=true。例: jdbc:redshift://mycluster.xyz789.us-west- 2.redshift.amazonaws.com:5439/dev?ssl=true
    10[OK]をクリックして変更を保存します。

最小のAmazon IAMポリシーの作成

Amazon IAMポリシーを作成して、Amazon Redshiftとの間でデータの読み取りと書き込みを行う際にAmazon S3でデータのステージングを実行するために必要なアクセス権限を定義します。
Amazon S3でデータのステージングを実行するには、次の必要な最小の権限を使用します。
次のサンプルAmazon IAMポリシーを使用できます。
{
"Version": "2012-10-17",
"Statement": [
{
"Effect": "Allow",
"Action": [
"s3:PutObject",
"s3:GetObject",
"s3:DeleteObject",
"s3:ListBucket",
"s3:GetBucketPolicy"
],
"Resource": [
"arn:aws:s3:::<bucket_name>/*",
"arn:aws:s3:::<bucket_name>"
]
}
]
}
セッションを正常に実行するには、Amazon S3バケットとAmazon Redshiftクラスタが同じ地域内にあることを確認する必要があります。
サポートされている地域は次のとおりです。

IAM認証

オプション。Amazon Elastic Compute Cloud(EC2)システムに場合、IAM認証を設定できます。次を実行するときに、Amazon Redshiftリソースへのアクセスを安全に制御するためにIAM認証を使用します。
EC2システムにを実行する場合に、IAM認証を使用します。IAM認証を設定するには、次の手順を実行します。
  1. 1最小のAmazon IAMポリシーを作成します。詳細については、最小のAmazon IAMポリシーの作成を参照してください。
  2. 2Amazon EC2ロールを作成します。EC2ロールの作成中に、最小のAmazon IAMポリシーを関連付けます。Amazon EC2ロールは、RedshiftクラスタでEC2システムを作成する場合に使用されます。Amazon EC2ロールの作成の詳細については、AWSのマニュアルを参照してください。
  3. 3EC2インスタンスを作成します。手順2で作成したAmazon EC2ロールをEC2インスタンスに割り当てます。
  4. 4Amazon Redshiftリソースへの安全なアクセスのために、Amazon RedshiftロールのARNを作成します。Amazon Redshiftロールの作成中に、最小のAmazon IAMポリシーを関連付けます。UNLOADとCOPYコマンドでAmazon RedshiftロールのARNを使用できます。Amazon RedshiftロールのARNの作成の詳細については、AWSのマニュアルを参照してください。
  5. 5読み取り操作および書き込み操作を正常に実行するために、Amazon RedshiftロールのARNをAmazon Redshiftクラスタに追加します。Amazon RedshiftクラスタへのAmazon RedshiftロールのARNの追加の詳細については、AWSのマニュアルを参照してください。
  6. 6EC2システムにをインストールします。