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REST V2への接続

RESTアーキテクチャ上に構築されたWebサービスアプリケーションと対話するようにREST V2の接続プロパティを設定してみましょう。

始める前に

開始する前に、前提条件を必ず満たすようにしてください。
必要な前提条件の詳細については、前提条件を参照してください。

接続の詳細

次の表に、基本接続プロパティを示します。
プロパティ
説明
接続名
接続の名前。
各接続名は組織内で一意である必要があります。接続名には、英数字、スペース、および次の特殊文字を含めることができます。_ .+ -,
最大長は255文字です。
説明
接続の説明。最大長は4000文字です。
タイプ
REST V2
ランタイム環境
タスクを実行するランタイム環境の名前。
Secure Agent、ホステッドエージェント、またはサーバーレスランタイム環境を選択します。

認証タイプ

標準のOAuth 2.0クライアント資格情報、OAuth 2.0認証コード、JWTベアラートークンおよびAPIキー認証タイプを設定して、RESTエンドポイントに接続できます。
必要な認証方法を選択し、認証固有のパラメータを設定します。

詳細設定

次の表に、詳細接続のプロパティを示します。
プロパティ
説明
トラストストアファイルパス
REST APIとの一方向または双方向の安全な接続を確立するためのTLS証明書を含むトラストストアファイルの絶対パス。各Secure Agentマシンで使用可能なディレクトリパスを指定します。
トラストストアファイル名とパスワードをJVMオプションとして設定することもできますし、証明書を次のディレクトリにインポートすることもできます。
<Secure Agentのインストールディレクトリ>\jre\lib\security\cacerts
サーバーレスランタイム環境の場合、サーバーレスエージェントディレクトリでトラストストアファイルパスを指定します。
例: /home/cldagnt/SystemAgent/serverless/configurations/ssl_store/<cert_name>.jks
トラストストアのパスワード
SSL証明書を含むトラストストアファイルのパスワード。
トラストストアのパスワードをJVMオプションとして設定することもできます。
キーストアファイルパス
REST APIとの双方向の安全な接続を確立するために必要なキーと証明書を含むキーストアファイルの絶対パス。各Secure Agentマシンで使用可能なディレクトリパスを指定します。
また、キーストアファイル名とパスをJVMオプションとして設定するか、証明書を任意のディレクトリにインポートすることもできます。
サーバーレスランタイム環境の場合、サーバーレスエージェントディレクトリでキーストアファイルパスを指定します。
例: /home/cldagnt/SystemAgent/serverless/configurations/ssl_store/<cert_name>.jks
キーストアのパスワード
通信を安全に行うために必要なキーストアファイルのパスワードです。
キーストアのパスワードをJVMオプションとして設定することもできます。
プロキシタイプ
プロキシのタイプ。
次のいずれかのオプションを選択します。
  • - プロキシなし: エージェントレベルまたは接続レベルで設定されたプロキシサーバーをバイパスします。
  • - プラットフォームプロキシ: エージェントで設定されたプロキシを考慮します。
  • - カスタムプロキシ: 接続プロパティで設定されたプロキシを考慮します。
プロキシ構成
プロキシを設定するために必要な形式。
次の形式を使用してプロキシを設定します:
<ホスト>:<ポート>
認証されたプロキシサーバーを設定することはできません。
詳細フィールド
エージェントがRESTエンドポイントに接続するときに使用する引数を入力します。
複数の引数を指定する場合は、それぞれの引数をセミコロンで区切ります。
例:
connectiondelaytime:10000;retryattempts:5
次のような引数を指定することができます。
  • - ConnectionTimeout。RESTエンドポイントからの応答を取得するための待機時間(ミリ秒)。接続タイムアウトを過ぎると、接続は終了します。
  • デフォルトはエンドポイントAPIで定義されているタイムアウトです。
    注: REST V2接続タイムアウトとエンドポイントAPIタイムアウトの両方が定義されている場合、接続は定義されている最短のタイムアウトで終了します。
  • - connectiondelaytime。RESTエンドポイントに要求を送信するための遅延時間(ミリ秒)。
  • デフォルトは10000です。
  • - retryattempts。応答で400および500シリーズのエラーコードが返された場合に接続が試行された回数。
  • デフォルトは3です。再試行を無効にするには0を指定します。
  • - qualifiedSchema。選択したスキーマが修飾されているかどうかを指定します。
  • デフォルトはfalseです。

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