マッピングタスクの設定
マッピングタスクを作成するには、以下の手順に従ってください。
- 1マッピングタスクを作成します。
- 2ソースを設定します。
- 3ターゲットを設定します。
- 4必要に応じて、CDCランタイムプロパティを設定します。
- 5入力パラメータを定義します。
- 6必要に応じて、永続的な値を定義します。
- 7必要に応じて、ランタイムオプションを設定します。
- 8必要に応じて、ランタイムストラテジを設定します。
タスクの設定中は、[保存]をクリックしていつでも作業を保存できます。
マッピングタスクの作成
[全般]ページでタスクの全般プロパティを定義します。
1マッピングタスクを作成するには、[新規][タスク]をクリックし、次のいずれかの手順を実行します。
- - マッピングに基づいてマッピングタスクを作成するには、[マッピングタスク]を選択し、[作成]をクリックします。
- - テンプレートを使用してマッピングタスクを作成するには、適切なテンプレートカテゴリを展開し、使用するテンプレートを選択して、[作成]をクリックします。
2マッピングタスクを編集するには、[参照]ページでマッピングタスクに移動します。タスクが含まれている行で、[アクション]をクリックし、[編集]を選択します。
3次のフィールドを設定します。
フィールド | 説明 |
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名前 | タスクの名前。 タスク名には、英数字、スペース、および以下の特殊文字を含めることができます。_ .+ - 最大長は100文字です。タスク名では大文字と小文字が区別されません。 |
ロケーション | タスクが存在するプロジェクトまたはフォルダ。 [Explore(参照)]ページが現在アクティブになっていて、プロジェクトまたはフォルダが選択されている場合、アセットのデフォルトの場所はその選択されているプロジェクトまたはフォルダです。そうでない場合、デフォルトの場所は直近で保存されたアセットの場所です。 |
説明 | タスクの説明。 最大長は4000文字です。 |
ランタイム環境 | タスクを実行するSecure Agentが存在するランタイム環境。 注: タスクがSQL ELTモードまたは詳細モードのマッピングに基づいている場合、サブ組織では、親組織によって共有されるSecure Agentグループでマッピングタスクを実行することはできません。 |
マッピング | タスクに関連付けられているマッピング。 マッピングを選択するには、[選択]をクリックして、使用するマッピングに移動します。 マッピングを開くには、[ビュー]をクリックします。 |
4マッピングタスクが詳細モードのマッピングに基づいている場合は、ジョブの優先度とターゲット期間を設定します。
以下の表に、プロパティを示します。
プロパティ | 説明 |
---|
ジョブの優先度 | ジョブをスケジュールする優先度。高優先度のジョブは、中優先度または低優先度のジョブよりも先にスケジュールされます。 |
ターゲット期間(秒) | ジョブが完了するまでの時間(秒単位)。 ジョブを監視すると、ターゲット期間を達成したかターゲット期間を超過したかを確認できます。ジョブが完了するまでの実際の時間は、詳細クラスタインフラストラクチャとランタイムストラテジに応じて異なります。 |
5[次へ]をクリックします。
ソースの設定
[ソース]ページで、ソースパラメータとルックアップソースパラメータを設定します。[ソース]ページに表示される内容は、タスクの基盤に応じて異なります。マッピングにソースパラメータとルックアップパラメータが含まれていない場合、[ソース]ページは表示されません。
接続タイプとマッピング設定に基づいて、1つまたは複数のソースオブジェクトを追加できます。
マッピングで接続パラメータが指定されており、マッピングタスクを作成した後にマッピングを編集してソースを変更した場合は、タスクの編集が必要になることがあります。マッピングタスクで特定の接続をチェックし、再設定が必要がどうかを判断して、再度タスクを検証します。
1ソースパラメータまたはルックアップソースパラメータごとに、必要に応じて次のような詳細を設定します。
パラメータの詳細 | 説明 |
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接続 | 接続の選択。 接続を作成するには、[新規]をクリックします。接続を編集するには、[表示]をクリックし、[接続の表示]ダイアログボックスで[編集]をクリックします。 ヒント: ソース接続のツールチップの上にカーソルを合わせると、接続に関する詳細情報が表示されます。 |
ソースタイプ | ソースタイプ。使用可能なオプションは接続タイプに応じて異なります。 |
オブジェクト | オブジェクトを選択するか、クエリを入力します。 オブジェクトのリストが表示されない場合は、[選択]をクリックします。 [ソースオブジェクトの選択]ダイアログボックスには、最大200個のオブジェクトが表示されます。使用するオブジェクトが表示されない場合は、検索文字列を入力するとオブジェクトの数が少なくなります。 ヒント: ソースオブジェクトのツールチップの上にカーソルを合わせると、オブジェクトに関する詳細情報が表示されます。 |
ラベルの代わりに技術フィールド名を表示する | ビジネス名の代わりに技術名を表示します。 接続タイプによっては使用できないものもあります。 |
現在処理されているファイル名を追加 | 各行にソースファイル名を追加します。データ統合で、実行時にCurrentlyProcessedFileNameフィールドがソースに追加されます。 フラットファイル接続のパラメータ化されたソースオブジェクトで使用できます。 |
2必要に応じて形式オプションを設定します。
利用可能なプロパティは、接続タイプによって異なります。特定のコネクタのプロパティについては、該当するコネクタのヘルプを参照してください。
3必要に応じて、[データプレビュー]領域を展開してデータをプレビューします。
フィールドをアルファベット順に表示するには、[フィールドをアルファベット順に表示]をクリックします。デフォルトでは、ソースシステムによって返された順序でフィールドが表示されます。
プレビュー結果をダウンロードするには、[ダウンロード]をクリックします。
4パラメータ化されたソースオブジェクトの場合は、必要に応じてデータフィルタを設定します。
5パラメータ化されたソースオブジェクトの場合は、必要に応じてソートオプションを設定します。
6必要に応じてフィールドのメタデータを設定します。
特定の接続タイプのソースに対してフィールドメタデータを設定できます。コネクタがフィールドメタデータ設定をサポートしているかどうかを確認するには、該当するコネクタのヘルプを参照してください。SQL ELTモードのマッピングに基づくマッピングタスクでフィールドメタデータを更新することはできません。
フィールドのメタデータを編集するには、[フィールドのデータ型]領域を展開し、編集するフィールドを含む行を選択します。以下の属性を設定します。
データ型属性 | 説明 |
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実行時に既存フィールドを保持 | 有効にすると、タスクはタスクで設定されているフィールドメタデータを使用します。 タスクの保存後にフィールドメタデータが変更された場合、データ統合は更新されたフィールドメタデータを使用します。通常、これは適切な動作です。ただし、タスクでフラットファイル接続を使用しており、設計時に使用したメタデータを保持する場合は、このオプションを有効にします。 |
タイプ | フィールドのデータ型。 |
精度 | 数値の全桁数。例えば、数値123.45の精度は5です。 精度は1以上でなければなりません。 |
スケール | 数値の小数点の右側の桁数。例えば、数値123.45のスケールは2です。 スケールは0以上でなければなりません。 数値のスケールは、その精度より小さい値にする必要があります。 数値データ型の最大スケールは65535です。 一部のデータ型では編集できません。 |
7必要に応じて、選択した接続に詳細オプションを設定します。
使用可能なオプションは接続に応じて異なります。
詳細オプションを編集する際に、個々のプロパティまたはすべての詳細プロパティをデフォルト値に戻すことができます。デフォルト値は、タスクの基になるマッピングに定義されています。
特定のコネクタのプロパティについては、該当するコネクタのヘルプを参照してください。
8必要に応じて、パーティションを設定します。
選択できるパーティション化方法は、接続に応じて異なります。
マッピングでパーティションを定義した場合は、パーティションの詳細が[パーティション]領域に表示されます。これらの詳細を編集して、実行時にマッピングで設定されたパーティションを上書きすることができます。
9[次へ]をクリックします。
ターゲットの設定
[ターゲット]ページに表示される内容は、タスクの基盤に応じて異なります。
[ターゲット]ページは、マッピングにターゲット接続またはターゲットオブジェクトのパラメータが含まれている場合に表示されます。指定する必要のあるプロパティはパラメータのタイプに基づきます。
1ターゲットパラメータごとに、次のような詳細を設定します。
ターゲットパラメータの詳細 | 説明 |
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接続 | 接続の選択。 接続を作成するには、[新規]をクリックします。接続を編集するには、[表示]をクリックし、[接続の表示]ダイアログボックスで[編集]をクリックします。 ヒント: ターゲット接続のツールチップの上にカーソルを合わせると、接続に関する詳細情報が表示されます。 |
オブジェクト | ターゲットオブジェクトを選択します。 オブジェクトのリストが表示されない場合は、[選択]をクリックします。 [ターゲットオブジェクトの選択]ダイアログボックスには、オブジェクトが200個まで表示されます。使用するオブジェクトが表示されない場合は、検索文字列を入力して表示されるオブジェクトの数を減らしてください。 ヒント: ターゲットオブジェクトのツールチップの上にカーソルを合わせると、オブジェクトに関する詳細情報が表示されます。 |
操作 | ターゲット操作(挿入、更新、更新/挿入、削除、またはデータドリブンのいずれか)。 一部の接続タイプでは編集できません。 |
ターゲットの切り詰め | 新しい行を挿入する前にターゲットオブジェクトを切り詰めます。 挿入操作およびデータドリブン操作に適用されます。 接続タイプによっては使用できないものもあります。 |
ターゲットの一括ロードの有効化 | データベースの一括APIを使用して、挿入操作を実行します。 一括APIを使用して、最小限の数のAPI呼び出しでデータベースに大量のデータを書き込みます。バルクモードでロードを実行するとパフォーマンスを向上させることができますが、データベースロギングが発生しないため、リカバリを実行する機能が制限されます。 挿入操作に適用されます。 接続タイプによっては使用できないものもあります。 |
ラベルの代わりに技術名を表示 | ビジネス名の代わりに技術名を表示します。 接続タイプによっては使用できないものもあります。 |
2必要に応じて形式オプションを設定します。
利用可能なプロパティは、接続タイプに応じて異なります。特定のコネクタのプロパティについては、該当するコネクタのヘルプを参照してください。
3必要に応じて、[データプレビュー]領域を展開してデータをプレビューします。
フィールドをアルファベット順に表示するには、[マップレットフィールドをアルファベット順に表示]をクリックします。デフォルトでは、ターゲットシステムによって返された順序でフィールドが表示されます。
プレビュー結果をダウンロードするには、[ダウンロード]をクリックします。
4必要に応じてフィールドのメタデータを設定します。
特定の接続タイプのターゲットに対してフィールドメタデータを設定できます。コネクタがフィールドメタデータ設定をサポートしているかどうかを確認するには、該当するコネクタのヘルプを参照してください。SQL ELTモードのマッピングに基づくマッピングタスクでフィールドメタデータを更新することはできません。
フィールドのメタデータを編集するには、[フィールドのデータ型]領域を展開し、編集するフィールドを含む行を選択します。以下の属性を設定します。
データ型属性 | 説明 |
---|
実行時に既存フィールドを保持 | 有効にすると、タスクはタスクで設定されているフィールドメタデータを使用します。 タスクの保存後にフィールドメタデータが変更された場合、データ統合は更新されたフィールドメタデータを使用します。通常、これは適切な動作です。ただし、タスクでフラットファイル接続を使用しており、設計時に使用したメタデータを保持する場合は、このオプションを有効にします。 |
タイプ | フィールドのデータ型。 |
精度 | 数値の全桁数。例えば、数値123.45の精度は5です。 精度は1以上でなければなりません。 |
スケール | 数値の小数点の右側の桁数。例えば、数値123.45のスケールは2です。 スケールは0以上でなければなりません。 数値のスケールは、その精度より小さい値にする必要があります。 数値データ型の最大スケールは65535です。 一部のデータ型では編集できません。 |
5必要に応じて、選択した接続に詳細オプションを設定します。
使用可能なオプションは接続に応じて異なります。
詳細オプションを編集する際に、個々のプロパティまたはすべての詳細プロパティをデフォルト値に戻すことができます。デフォルト値は、タスクの基になるマッピングに定義されています。
特定のコネクタのプロパティについては、該当するコネクタのヘルプを参照してください。
6[次へ]をクリックします。
CDCランタイムプロパティの設定
[CDCランタイム]ページは、マッピングがCDCソースの変更データを処理する場合に表示されます。
1各プロパティの現在の値を編集またはリセットします。
2Nextをクリックします
入力パラメータの設定
[入力パラメータ]ページに表示される内容は、タスクの基盤に応じて異なります。マッピングに入力パラメータが含まれていない場合、ページは表示されません。
[入力パラメータ]ページには、フィルタ条件や検索条件、フィールドマッピング、および式などの入力パラメータが表示されます。また、ストアドプロシージャ接続も表示されます。ソース、ターゲット、またはルックアップ接続とオブジェクトは表示されません。
1表示されたパラメータを設定します。
マッピングデータフローに応じて、その他のパラメータを設定する前に、いくつかのパラメータを設定する必要があります。詳細については、「マッピング」を参照してください。
警告: マッピングにフィルタパラメータが含まれている場合、フィルタ値を設定していなくてもタスクが有効として表示されることがあります。タスクを有効にして実行する前に、すべてのパラメータを設定する必要があります。
2必要に応じて、ストアドプロシージャの詳細を設定します。
これは、ストアドプロシージャで接続が必要な場合に表示されます。接続を選択するか、必要に応じて新しい接続を作成します。
3必要に応じて、検索条件を設定します。
これは、ルックアップ条件がパラメータ化されている場合に表示されます。
4必要に応じて、マップレットの詳細を設定します。
マップレットの詳細は、マップレットで接続を必要とし、そのマップレットがこのページに表示されるように設定されている場合に表示されます。
接続タイプによっては、[ラベルの代わりに技術フィールド名を表示する]を選択して、ビジネス名の代わりに技術名を表示することができます。
フィールドをアルファベット順に表示するには、[マップレットフィールドをアルファベット順に表示する]をクリックします。
5必要に応じて、フィールドマッピングを設定します。
これは、フィールドマッピングがパラメータ化されている場合に表示されます。[オブジェクト]リストを使用して、異なるオブジェクトからのフィールドを表示します。
次のいずれかの方法でフィールドをマッピングします。
- - 同じ名前のフィールドを自動的にマッピングするには、[自動マップ] > [正確なフィールド名]の順にクリックします。または、類似する名前のフィールドとマッピングするには、[自動マップ] > [スマートマップ]の順にクリックします。
[スマートマップ] > [自動マップを取り消す]をクリックすると、自動マッピングされたすべてのフィールドマッピングを元に戻すことができます。単一フィールドのマッピングを解除するには、マップ解除するフィールドを選択して、[アクション] > [マップ解除]をクリックします。
- - フィールドを手動でマッピングするには、ソースフィールドを選択して、該当するターゲットフィールドにドラッグします。
6[次へ]をクリックします。
永続的な値の設定
[永続的な値]ページは、マッピングに入出力パラメータやシーケンスなどの永続的な値が含まれている場合に表示されます。
1各シーケンス値について、現在の値を編集またはリセットします。
注: シーケンストランスフォーメーションにより各実行の値がリセットされるように設定されている場合、マッピングタスクで現在の値を編集してもその内容は反映されません。
2必要に応じて入出力パラメータを設定します。
入出力パラメータは、SQL ELTモードのマッピングに基づくマッピングタスクには適用されません。
3[次へ]をクリックします。
ランタイムオプションの設定
[ランタイムオプション]ページで、タスクのオプションのランタイムオプションを設定します。各領域を展開すると、設定できるオプションが表示されます。
1タスクをスケジュールに従って実行するか、スケジュールを使用せずに実行するかを指定します。
次のいずれかのオプションを選択します。
- - スケジュールに従ってタスクを実行する場合、[スケジュールで実行する]をクリックします。使用するスケジュールを選択するか、[新規]をクリックしてスケジュールを作成します。
- - スケジュールなしでタスクを実行する場合、[スケジュールで実行しない]をクリックします。
2タスクの電子メール通知オプションを設定します。
3必要に応じて、ファイルを増分ロードするソーストランスフォーメーションがマッピングに含まれている場合は、ロードするファイルを識別するためにタスクが使用する時間を設定できます。デフォルトでは、タスクは最後のジョブの実行以降に変更されたファイルをロードします。別の時点からファイルをロードするには、次の上書きオプションのいずれかを選択します。
注: 今後のジョブに影響を与えずにソースファイルを再処理する1つのジョブを実行する場合は、増分ロードされたソースファイルを再処理するように設定された詳細オプションを使用してマッピングタスクを実行します。再処理ジョブの詳細については、
増分ロードされたソースファイルの再処理 を参照してください。
4必要に応じて、[詳細オプション]領域で、接続に表示される詳細オプションを設定します。
フィールド | 説明 |
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前処理コマンド | タスクの前に実行するコマンド。 |
後処理コマンド | タスクの完了後に実行するコマンド。 |
ログファイルの最大数 | 保持するセッションログファイルとインポートログファイルの数。デフォルトでは、データ統合は各タイプのログファイルを10回の実行まで保存し、その後の新しい実行ではログファイルを上書きします。 注: MyLog_$CurrentTimeのように、カスタムセッションログファイル名にドル記号($)が含まれている場合、ファイル名は動的になります。動的な名前を使用してセッションログファイル名をカスタマイズした場合、このプロパティは適用されません。古いログファイルをパージするには、ファイルを手動で削除します。 |
スキーマ変更処理 | データ統合がオブジェクトスキーマへの変更を取得する方法を指定します。次のいずれかのオプションを選択します。 - - 非同期。データ統合は、マッピングまたはマッピングタスクの更新時およびアップグレード後にスキーマを更新します。
- - 動的。データ統合は、タスクが実行されるたびにスキーマを更新します。
デフォルトは[非同期]です。 |
スキーマ不一致の処理 | ファイル内のレコードがスキーマに準拠していない場合に、データ統合がどのように処理するかを指定します。 この設定は、ソーストランスフォーメーションでスキーマ検証が有効になっている場合に使用できます。次のいずれかのオプションを選択します。 - - 不一致のファイルをスキップして続行。データ統合は、ファイル内の少なくとも1つのレコードがスキーマに準拠していない場合、ファイル全体をスキップします。残りのすべてのファイルの処理は続行されます。
- - 最初の不一致ファイルで停止。データ統合は、スキーマに準拠していないレコードが少なくとも1つあるファイルを検出すると、処理を停止します。
デフォルトは[不一致のファイルをスキップして続行]です。詳細については、 スキーマ不一致の処理を参照してください。 スキーマ不一致の処理は、SQL ELTモードのマッピングに基づくマッピングタスクには適用されません。 |
動的スキーマ処理 | データ統合がアップストリームトランスフォーメーションからターゲットオブジェクトにスキーマ変更を適用する方法を指定します。スキーマ変更処理が動的で、フィールドマッピングが自動である場合に使用できます。 データ統合がターゲットスキーマを更新する方法をターゲットごとに選択します。使用可能なオプションは、ターゲット接続に基づいています。 詳細については、 スキーマ変更処理または該当するコネクタのヘルプを参照してください。 |
マッピングタスクが詳細モードのマッピングに基づいている場合、すべてのオプションが表示されるわけではありません。
5必要に応じて、タスクの基になるマッピングで指定されたパラメータとデフォルト値に基づいてパラメータファイルを作成する場合は、パラメータファイルの場所内で[パラメータファイルテンプレートのダウンロード]をクリックします。
パラメータファイルテンプレートの詳細については、「マッピング」を参照してください。
6マッピングタスクにパラメータが含まれている場合は、必要に応じてパラメータファイルのパラメータ値を使用できます。次のいずれかのオプションを選択します。
- - ローカルマシンでパラメータファイルを使用するには、[ローカル]を選択します。タスクが詳細モードのマッピングに基づいている場合は、このオプションを使用します。次の情報を入力します。
フィールド | 説明 |
---|
パラメータファイルディレクトリ | Secure Agentのランタイム環境の場合: パラメータファイル名を除く、パラメータファイルを含んだディレクトリのパス。Secure Agentがこのディレクトリにアクセスできる必要があります。 絶対ファイルパスまたは次の$PMシステム変数のいずれかに関連するパスを使用できます。 - - $PMRootDir
- - $PMTargetFileDir
- - $PMSourceFileDir
- - $PMLookupFileDir
- - $PMCacheDir
- - $PMSessionLogDir
- - $PMExtProcDir
- - $PMTempDir
デフォルトでは、データ統合は次のパラメータファイルディレクトリを使用します。 <Secure Agent installation directory>/apps/Data_Integration_Server/data/userparameters 詳細モードのマッピングの場合、データ統合は、デフォルトで次のパラメータファイルディレクトリを使用します。 <Secure Agent installation directory>/apps/data/userparameters サーバーレスランタイム環境の場合: 次の$PMシステム変数には、データディスクまたはそのサブディレクトリに設定されたマウント済みのディレクトリのみを使用できます。 - - $PMLookupFileDir
- - $PMBadFileDir
- - $PMCacheDir
- - $PMStorageDir
- - $PMTargetFileDir
- - $PMSourceFileDir
- - $PMExtProcDir
- - $PMTempDir
これらのシステム変数の詳細については、Administratorヘルプの「ランタイム環境」を参照してください。 |
パラメータファイル名 | タスクで使用されるユーザー定義パラメータの定義および値が含まれるファイルの名前。 このフィールドには、ファイル名または相対パスとファイル名を指定できます。 CDCコネクタと一部のメインフレームおよびミッドレンジコネクタでは、接続オーバーライドを含むパラメータファイルを指定できます。パラメータファイルで、パラメータの接続オーバーライドを、区切り文字としてセミコロン(;)を使用して、name=valueのペアの形式で設定します。例: $<ParameterName>=”User Name=jdoe;Password=mypassword” |
- - クラウドホステッドファイルを使用するには、[クラウドホステッド]を選択します。タスクがサーバーレスランタイム環境で実行されている場合は、このオプションを使用します。このファイルに関する次の情報を入力します。
フィールド | 説明 |
---|
接続 | パラメータファイルが格納されている接続。次の接続タイプを使用できます。 - - Amazon S3
- - Google Storage V2
- - Azure Data Lake Store Gen2
|
オブジェクト | タスクで使用されるユーザー定義パラメータの定義と値を含んだファイルの名前。 |
7パラメータファイルがローカルマシンに保存されており、タスクで詳細モードのマッピングが実行されている場合は、必要に応じて、[パラメータファイルのダウンロード]をクリックして、タスクが使用するパラメータファイルをプレビューできます。
サーバーレスランタイム環境では、パラメータファイルはデータディスク上にある必要があります。
8このオプションが表示されている場合は、タスクを標準実行モードと詳細実行モードのどちらで実行するかを選択します。
Verboseモードを選択すると、マッピングにより、トラブルシューティングに使用できる追加データがログ内に生成されます。トラブルシューティングを行う場合にのみ、Verbose実行モードを選択してください。詳細実行モードで生成されるデータ量は、パフォーマンスに影響を及ぼします。
マッピングタスクが詳細モードのマッピングに基づいている場合、このオプションは表示されません。
9必要に応じて、SQL ELTの最適化を設定します。
ランタイムオプションを使用して、詳細モードのマッピングに基づくマッピングタスクのSQL ELTの最適化を設定した場合、[ランタイムストラテジ]ページでCLAIREを利用したランタイムストラテジを有効にすることはできません。
次の表に、SQL ELTの最適化のプロパティを示します。
プロパティ | 説明 |
---|
SQL ELTの最適化タイプ | SQL ELTの最適化のタイプ。次のいずれかのオプションを使用します。 SQL ELTの最適化を使用する場合は、[エラーログタイプ]詳細セッションプロパティを使用しないでください。 注: SQL ELTの最適化機能は、コネクタで利用可能なサポートによって異なります。詳細については、該当するコネクタのヘルプを参照してください。SQL ELTモードのマッピングはトランスフォーメーションロジックをクラウドデータウェアハウスにプッシュするように自動的に設定されるため、SQL ELTの最適化は、SQL ELTモードのマッピングに基づくマッピングタスクには適用されません。 |
最適化コンテキストタイプ | SQL ELTの最適化のマッピング設定に関するコンテキストを指定します。[なし]以外のオプションが選択されている場合、データ統合は、ターゲット設定に基づいてマッピング内の複数のターゲットを組み合わせることにより、SQL ELTの最適化のための単一のクエリを構築します。[なし]を選択すると、クエリは最適化されません。 データ統合が、選択されたコンテキストを適用できない場合、データ統合はデフォルトのSQL ELTの最適化動作を使用します。 次のいずれかのオプションを選択します。 詳細モードでは使用できません。 詳細については、該当するコネクタのヘルプを参照してください。 |
SQL ELTの最適化のフォールバックオプション | 接続で完全なSQL ELTの最適化が利用できない場合に、データ統合がSQL ELTの最適化を処理する方法を選択します。 次のいずれかのオプションを選択します。 - - 部分的なSQL ELT。デフォルト。データ統合は、可能な限り多くのソースデータベースとターゲットデータベースにトランスフォーメーションロジックをプッシュします。データベースにプッシュできないトランスフォーメーションロジックはすべて処理されます。
- - SQL ELTなし。タスクはSQL ELTの最適化なしで実行されます。
- - タスクの失敗。データ統合でタスクが失敗します。
詳細モードでは使用できません。 |
一時的なビューの作成 | タスクをデータベースにプッシュするときに一時ビューオブジェクトをデータベース内に作成することを、タスクに許可します。 この設定項目は、タスクで、SQLオーバーライドをソース修飾子トランスフォーメーションまたはルックアップトランスフォーメーションに含める場合に使用します。 SQL ELTの最適化タイプが[なし]の場合は無効になります。 |
一時的なシーケンスの作成 | タスクによるデータベースでの一時シーケンスオブジェクトの作成を許可します。 SQL ELTの最適化タイプが[なし]の場合は無効になります。 |
10必要に応じて、タスクをサーバーレスランタイム環境で実行する場合は、サーバーレス使用プロパティを設定します。
11詳細モードのマッピングの場合は、必要に応じてCLAIREチューニングを実行して、Sparkセッションプロパティの推奨プロパティと値のセットを取得します。 12必要に応じて、他のセッションプロパティを[詳細セッションプロパティ]の下に追加します。
- a[新しいセッションプロパティ]をクリックします。
- bドロップダウンリストからセッションプロパティを選択します。
- cセッションプロパティの値を設定します。
13クロススキーマSQL ELTの最適化を有効するように選択します。
クロススキーマSQL ELTの最適化は、SQL ELTモードのマッピングに基づくマッピングタスクには適用されません。
14タスクの複数のインスタンスを同時に実行する場合は、マッピングタスクの同時実行を有効にします。
一部のマッピング機能では、タスクの同時実行で予期しない結果が生じる可能性があります。
ランタイムストラテジの設定
[ランタイムストラテジ]ページでは、コストまたはパフォーマンスを最適化するランタイムストラテジの推奨事項を取得できます。
ランタイムストラテジの推奨事項を取得するには、マッピングタスクが詳細モードのマッピングに基づいている必要があり、CLAIREの推奨事項が組織で有効になっている必要があります。デフォルト以外のランタイムストラテジを選択した場合、[ランタイムオプション]ページでSQL ELTの最適化を設定することはできません。
注: ランタイムストラテジの推奨事項およびターゲット期間の信頼レベルは、一部のマッピングタスクでは表示されない場合があります。CLAIREはバックグラウンドでメタデータの収集を続行し、十分な信頼性が得られるとこれらの詳細を表示します。
1次のいずれかのCLAIREを利用したランタイムストラテジを選択します。
- - 詳細クラスタ。詳細クラスタでの分散処理のワークロードをスケジュールします。
- - SQL ELTの最適化。トランスフォーメーションロジックをSQLクエリに変換し、そのクエリをデータウェアハウスに送信します。
- - デフォルトのランタイムストラテジ。[ランタイムオプション]ページでSQL ELTの最適化が設定されていない限り、詳細クラスタでマッピングタスクを実行します。
2ターゲット期間の信頼レベルを確認します。
ターゲット期間の信頼レベルは、[全般]ページで設定したターゲット期間内にジョブが実行される可能性を示します。
3[保存]をクリックします。